福岡市東区にある香椎宮の魅力を
入り口の鳥居から順番に写真で紹介しています。
香椎宮は、国の重要文化財に指定された日本唯一の本殿の他、
パワースポットなど、見どころがたくさんありますよ。
香椎宮の魅力を鳥居から順番に写真で紹介♪
香椎宮のスタートは、この表参道から。
この表参道は、10年に一度天皇の使者である勅使が来られる事から
勅使道と呼ばれています。
大正15年に福岡県下の各種団体の苗木奉献によって、
楠並木になりました。
勅使道の途中に大きな鳥居があります。
楠並木の先、左手に香椎宮の2つ目の鳥居が見えてきます。
鳥居をくぐり、太鼓橋を渡ると
左手に弁財天社と菖蒲池があります。
右側にはお手洗いと休憩所があります。
香椎宮のお手洗いはココと、表参道のタクシー乗り場横の
公衆トイレ2箇所のみです。
それより先にお手洗いはないので、こちらで済ませておくといいですよ。
休憩所には、甘酒やご神木綾杉のおせんべいなどを販売しています。
鯉のエサも販売されています。
自販機もあって、ゆっくり座れる椅子もあります。
休憩室の中には、香椎宮のDVDが放映されていたり、地図や
イベントのパンフレット、バスの時刻表があります。
営業時間は、9:30~15:30までです。
その先には、皇族下乗の石碑があります。
そして3つ目の鳥居をくぐります。
その先に見えてくるのが、楼門です。
木造の大きな門で、扉には皇族の菊の紋がはいっています。
重層の桧皮葺総欅白木(ひわだふきそうけやきしらき)造り。
戦火で焼失しましたが、明治36年再建されました。
左右の筋塀は、寺社の位を表すもので香椎宮の筋塀は、
最高の5本筋になっています。
弘化元年の珍しい狛犬もいますよ。
この場所は、テレビで紹介される程の開運スポットになっています。
楼門を抜けると左手に手水舎、
手水舎の横の階段を登ると絵馬殿です。
古い絵がたくさん飾ってあります。
手水舎の向かいが社務所です。
社務所の横に勅使館があります。
天皇からの使者が来られた時に使うところなんでしょうね。
そんな勅使館もイベントがあっていると無料で入る事が出来ますよ
手入れされた素敵なお庭でした。
ほとんどの部屋がじゅうたんになっていて、
装飾がレトロでいい感じです。
7畳くらいのお部屋がいくつかあるこんじまりとした感じでした。
この日は、「美つなぐ」という現代美術の展示会でした。
お風呂もありましたよ。
勅使館の先にはご神木の綾杉があります。
樹齢1800年のご神木です。
この逞しさにパワーをもらいます!
綾杉の裏には、摂社の稲荷神社と鶏石神社があります。
左に行くと本殿でほとんどの方は、左に行きます。
ほとんど行かない?右側を紹介します。
不老水を飲んで300年長生きした武内宿禰の像
抱いているのは、神功天皇のご子息の応神天皇です。
この二人が親子では?の方です。
博多民踊協会が修練の象徴である古扇を奉納した場所です。
神功皇后は、扇の祖神とされています。
6月には「扇と菖蒲祭り」が行われます。
軍艦香椎顕彰碑
軍艦香椎の慰霊碑の先に早辻神社がひっそりとあります。
奥に広がる亀の池
ちょっとしたお散歩コースになっています。
「亀の池」の後ろは、つつじ苑になっています。
この亀の池、よ~くみると亀が仲良く甲羅干ししてますよ♪
かわいい亀の像には、お供えもありました。
では、左側の本殿に戻りますね。
この階段を登ると、いよいよ本殿です。
この本殿は、香椎造(かしいづくり)という独特なもので
日本唯一の建築様式なんです。
国指定重要文化財に指定されています。
本殿は、入母屋造平入(いりもやづくりひらいり)に
切妻屋根(きりづまやね)で覆い平面では凸字型になっています。
また外陣左右(げじんさゆう)の突出部分には、「車寄くるまよせ」
と呼ばれる途切れた階段があります。
正面中央には、大千鳥破風(おおちどりはふ)に縋破風(すがるはふ)
などの様々な建築様式が用いられ複雑な屋根の形をしています。
複雑な屋根の形や車寄の特徴から香椎造と呼ばれています。
この日は、七五三のお参りが行われていました♪
ご祈祷される方は、待合室もありますよ。
御祈祷の受付は、本殿右側の授与所で出来ます。
授与所には、色んな種類のおみくじがあります。
安産祈願の腹帯や歯固めの石もあります。
鶏石神社のたまごの形のお守りや絵馬もあります。
オリジナルの御朱印帳もありますよ。
本殿右側、絵馬を掛けるところから「不老水」や
「古宮」に行く事ができます。
本殿からの帰路には、武内神社があります。
まとめ
魅力たっぷりの香椎宮を入り口の鳥居から順番に紹介してみました。
今回は、美術展があっていたので、普段は入る事の出来ない
勅使館(ちょくしかん)の中にも入る事が出来ましたよ。
ぜひご参拝下さい♪
こちらの記事は、香椎宮の資料を元に書いています。
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