福岡市東区三苫にある綿津見神社は、
何の神様?
御朱印はあるの?
綿津見神社のみどころを写真で紹介します♪
綿津見神社って何の神様?
綿津見神社は、財宝と学問の神様です。
西暦805年に最澄法師が彫ったと言われる虚空蔵菩薩が奉られています。
虚空蔵さんは、学問の神様として知られ、名前から
「空(無一文)でも蔵が建つ」と言われ、財宝の神様と
しても信仰されています。
「虚空蔵さんからお金を借りると、その1年はお小遣いに
困らない」という言い伝えがあり、1月13日には
虚空蔵さんのお祭りがあります。
綿津見神社に御朱印はあるの?
最近、御朱印集めを始めたので、気になって
虚空蔵祭りの時に尋ねてみました。
残念ながら、三苫の綿津見神社に御朱印はありません。
綿津見神社のみどころは?
とても小さな神社なんですが、参拝するところがいくつもあります。
①綿津見神社の本殿です。
鳥居の右側に手水舎があります。
何で、貝殻がたくさん積んであるんだろう?
海の近くの神社って感じですよね。
②本殿の右側に虚空蔵菩薩があります。
虚空蔵菩薩の由来が書かれています。
難しい言葉ですが、唱えてみました。
通常は、施錠されていて、1月13日の
虚空蔵菩薩の縁日祭の時だけ公開されます。
施錠されている時でも、格子の下の部分を少し開けてくれているので、
格子の隙間から中を覗くことが出来ますよ。
こんな感じです。
木造の不動明王立像・吉祥天立像・如来形立像・
伝薬師如来座像が奉られています。
③そのお隣にも木造が奉られています。
こちらも施錠されています。
虚空蔵まつりの時もこちらは、閉まったままでした。
格子が開いている部分から中を覗くこと・・・
かなり古い木造1躯、奉られていました。
この5躯は、「綿津見神社仏像群」として
市有形文化財に指定されています。
④その他にも小さなお社や石碑がいくつもあります。
綿津見神社は海に直行できます!
綿津見神社のもうひとつの魅力は、すぐ海におりられること。
社務所の横の鳥居をくぐります。
かなり急な坂を下ります。
階段で降りる道と
くねくねと坂道を下りる道があります。
海に下りると
こんな感じで岩だらけです。
左の方に行くと、砂浜もあります。
三苫の砂浜は「鳴き砂」と言われています♪
遊泳禁止になっていますが、有名なサーフスポットです。
水はこんなに綺麗なので、水遊びも安心です。
近くにかわいいパン屋さんもあるので、
海を見ながらのランチもいいですよね?
学問の神様、文殊菩薩もお忘れなく!
参道からちょっと入ったところに、学問の神様
文殊菩薩があります。
本殿の後ろの鳥居の先が参道です。
写真が反対なので、本殿を背にして後ろ向きに紹介します。
ごめんなさい。
後ろが本殿です。
参道の脇には、ブルーシートで覆われてますが
相撲の土俵があります。
子供達による風止めの相撲大会が開催されます。
ここが参道の入り口です。
その先、木が生い茂った所を右折します。
綿津見神社の月極駐車場があります。
この右側からも海に下りられます。
サーファーの方は、ここから海に行ってるのをよく見かけます。
その先に小さな看板があります。
ネコちゃんが守ってくれてるのでしょうか?
中には、小さな神様と鉛筆やペンなどの筆記用具が
供えられています。
我が子が「どうか勉強に困りませんように・・・」
とお参りしました。
まとめ
綿津見神社は、ほのぼのとした小さな神社なんですが、香椎宮と関係した
古い歴史があります。
三苫の名前の由来は、香椎宮の神功皇后が三韓征伐に行く途中に暴風雨にあい、
船の覆いの「苫(とま)」を海に投げて、
「この苫が流れ着いた所に神様を祀る」と海の神様に祈ったそうです。
すると暴風雨がやんで、征韓を成し遂げられました。
その苫が流れついたところが綿津見神社です。
季節を問わずお散歩にいいですよ。
1月13日の虚空蔵まつりにもぜひ足を運んでみて下さい。
海を見ながらランチするのにおススメのパン屋さんです。
この記事は、綿津見神社の資料を参考に書いています。
電車やバスで行かれる方は、こちらもどうぞ。