今年こそは、お金に困らない年にしたい!と
思われる方も多いと思います。
虚空蔵さんからお金を借りると、その1年はお小遣いに困らない
という面白い神社を紹介します。
虚空蔵菩薩祭りは1年に1回しかないので、
逃さずチェックして下さいね♪
虚空蔵菩薩祭りとは?
綿津見(わだつみ)神社には、西暦805年に最澄法師が
彫ったと言われる虚空蔵菩薩が奉られています。
この菩薩立像は、11世紀あるいは14世紀に海中から
引き揚げられたとの言い伝えがあります。
虚空蔵さんは、学問の神様として知られ、名前から
「空(無一文)でも蔵が建つ」と言われ、財宝の神様と
しても信仰されています。
「虚空蔵さんからお金を借りると、その1年はお小遣いに
困らない」という言い伝えがあり、1月13日のお祭りの日には、
たくさんの方が虚空蔵さんのご利益を求めて参拝に来られます。
ただし、1年後には、借りたお金は、倍にして返すのがルールです。
私がこの神社を知った時、一番気になったのが、
虚空蔵さんからどうやってお金を借りたらいいのかです。
これが虚空蔵さんから借りたと言うか、実際には、買ったお金です。
ビニールで密封してあります。
「返す時に倍返し」だから、いくらなのか確認しないと・・・と
返す前に開けてみたら、中身は100円でした。
お金は、授与所で1個200円で買う事が出来ます。
「ご希望の金額を・・・」って書かれていると、
「じゃぁ」と頭の中で電卓がパチパチしますが、
他の金額はなく、200円1種類だけです。
私は、家族分を購入しました。
中には、大量に購入して行かれる方もいらっしゃいましたよ。
この他にも
・破魔矢 800円
・天照大神見や大麻 1,000円
・虚空蔵御守 500円
・御守 500円
・おみぐじ 50円
などを授与する事ができます。
おみくじが50円って嬉しいですよね。
いまいちの結果ですが、半吉って久しぶりに見た気がします。
おみくじは、境内近くの木に結びます。
境内では、お神酒を頂く事も出来ますよ♪
福笹も頂く事が出来ます。
福笹の数が減ってくると、どんどん持って来て、補充してくれます。
一体いくつ作ってるんだろう?
葉っぱの色や枝の形、それぞれ個性がありますので、
お気に入りの福笹を見つけて下さい。
この笹の葉は、枯れても落ちないんだそうですよ♪
福笹には、こんな御守が付いています。
参拝の順路は?
私たちは、綿津見神社を参拝してから虚空蔵さんを
お参りしました。
1.記帳
藤棚の下に記帳台があります。
ここで住所と名前を記入するとご祈祷して頂けます。
海沿いで風が強いので、石や文鎮で重しにしてくれてます。
机が氷のように冷たくて、書きづらいので、手袋をして
行かれる事をおススメします。
2.お線香とロウソクを買う
次にお線香とロウソクのセットを100円で買います。
めっちゃ太いお線香とロウソクがセットになっています。
ロウソクとお線香をお供えます。
いつもは、このロウソク立てもお線香立てもありません。
この日だけ特別に出されます。
お線香立てには、砂浜の砂が入っていて、
さすが海に近い神社って感じです。
3.虚空蔵さんを参詣します。
虚空蔵さんにお参りします。
一般公開されるのは、この日だけです。
いつもは、扉が閉まっていて、真っ暗なので、
しっかりお顔を見ておきましょう♪
4.財宝授与
虚空蔵さんを参詣した後に、先ほど紹介した授与所で
お金を授与します。
参拝後のお楽しみは?
参拝後のお楽しみは、このぜんざい。
温かいお茶とお漬物がついて100円で楽しめます♪
授与所の横にテントが張ってあり、
ストーブもあるので、しっかり温まって帰れますよ。
入り口では、どんど焼きも行われています。
古いお札やしめ縄を持って行って、自分で火元に入れます。
火の番をしてくれる方がいらっしゃるので安心ですよ。
虚空蔵祭りの日時と場所は?
●場所
綿津見神社
福岡市東区三苫6-21-19
西鉄貝塚線 三苫駅から徒歩10分ほど
●日時
1月13日
朝7時~夕方5時まで
お祭りが近くなると、あちこちの電柱に張り紙がされます。
民家の中で分かりにくいのですが、赤と白ののぼりが目印になります。
まとめ
私は、広報誌で紹介されていた事がきっかけで、参拝するようになりました。
「神様からお金を借りる」、実際は、買うことになるのですが、その発想が面白いと
思いました。
「一攫千金」とか「億万長者」も嬉しいですが、「お小遣いに困らない」って所も
何か控えめでいいですよね?
それなら、叶うんじゃないかと思ってしまいました。
また学問の神様なのも嬉しいのです。
ぜんざいで温まって、いい1日のスタートになりますよ♪
この記事は、綿津見神社の資料を参考に書いています。
電車やバスで行かれる方は、こちらもどうぞ。