神社やお寺でご祈祷した際に頂く、
お札や木札、ご自宅でどうされてますか?
せっかく頂いても、神棚がなくどう祀ったら
いいのか分からない方へ、神棚がなくても
神様に失礼のない祀り方を紹介します。
木札の祀り方は?
●木札やお札を祀る場所を決めましょう!
神棚に祀るのが一番ですが、ない場合は、
①清潔なところ
②明るいところ
③高いところ
綺麗で粗末にならないところに安置すれば、
神棚がなくても大丈夫です。
①清潔なところ・・・
清潔なところとは逆に祀ってはいけないところは、
台所やお風呂場、トイレの近くなど、水周りや
油などで汚れるところは、避けましょう。
また人の出入りがある玄関、開け閉めの多い窓や
人が通るドアの上などは、神様の下を歩く事に
なるので、避けた方がいいですよ。
その他の清潔な場所を探しましょう。
②明るいところ・・・
リビングやダイニングなど、
家族が集まる場所や長い時間を過ごすところが
いいとされています。
神様が見守ってくれている部屋で長く過ごすと、
運気もアップしそうですよね?
③高いところ・・・
自分の目線よりも高い所に祀りましょう。
たんすの上や鴨居や柱、飾り棚の上でもいいですよ。
●祀り方は?
棚やタンスの上に祀る時は、100均でも購入出来る
フォトスタンドや絵を飾るイーゼル、スマホスタンド等
を利用するときれいに立ちます。
また額などに入れて祀ると掃除も楽で、汚れず、
綺麗なまま保つ事が出来ます。
祀る時は、綺麗な白い布や和紙を下に敷くと尚いいです。
また幅の狭い鴨居や壁に祀る場合、お札に画鋲を刺して
壁に固定するのは避けましょう。
テープや糊を使用しましょう。
その際も、直接壁に両面テープ等で留めるのではなく、
白い和紙に木札を貼って、壁に貼る方が尚いいです。
直接、タンスや壁ではなく、間に白い布や和紙で
ワンクッションおくのがポイントです。
神札の向きは?
祀る場所の次に気になるのが方角。
せっかく祀るなら、運が悪くなるような方角を避けて、
ちゃんと祀りたいものです。
避けた方がいい方角は、鬼門と呼ばれる北東と
裏鬼門と呼ばれる南西の方角です。
おススメの方角は、
北と西です。
北に祀れば、神様は南を向き
西に祀れば、神様は東を向きます。
太陽が移動する方向に合わせると覚えましょう!
ちょうどいい場所がなければ、南や東向きでなくても
かまいません。
清潔なところ、明るいところ、高いところを
重視しましょう。
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お札の貼り方、複数ある場合どうする?
家族のお願いごとや厄除けなど、違う神社やお寺のお札が
ご自宅にいくつもある場合がありますよね。
そんな時は、どう祀ればいいのでしょうか?
神社とお寺でお札を分ける必要はありません。
お札は重ねず、間を空けて祀ることが出来ます。
いくつかある場合は、
中央に天照さま
向かって右に地元の神様
左に信奉する神様
を祀るといいですよ。
重ねないと入らない場合は、特にご加護を頂きたい
神様を一番手前に祀りましょう。
札差しと言う簡易神棚も販売されています。
これなら場所を取らずに祀れそうですね♪
●お供えって必要?
神社によっては、お札にもお供えが必要とされるところも
あるようですが、一般的に薄い紙一枚の護符は、置く(貼る)
場所も方位も関係なく、供え物も不要です。
白い厚紙で出来たお札や木札の場合も、基本、供え物は
しなくてもいいです。
まとめ
我が家は家族のお祝い事とか、自分の厄の年くらいしか
祈祷をする事がなくいつも家にお札がある訳ではありません。
なので、神棚もなく以前は、玄関の下駄箱の上に
飾り物と一緒に並べていました。
ある日、自分の叶えたいお願いごとの為に祈祷した事を
きっかけに「どこに祀れば早くお願い事が叶うのか!」と
思い始めました。
わが家は、ほぼ全面が襖やドアという変わった間取り。
その中から一番明るいリビングで襖の上にならず、
北になるスペースはないかと探しました。
そこに半紙を貼り、その上に木札を貼りました。
ほんのちょっとした事ですが、いつも見える位置に木札を
貼る事で神様がいつも見守ってくれている様な不思議な
気持ちになります。
久しぶりに方位磁石を手にしたので、楽しくなって
鬼門にトイレと玄関が引っかかるか!なども調べてみました。