夏休みの絵日記、親がつきっきりでやらないと終わらない・・・
と苦労する宿題ではないでしょうか?
絵日記を書くコツと
お子さんへの声の掛け方を紹介しています。
夏休みの絵日記の書き方のコツは?
日にちが経つと、楽しかった事もどんどん忘れてしまいがち・・・
楽しかった思い出は、すぐ絵日記に書きましょう!
●絵日記は、絵と文どっちから書く?
先に楽しかった場面の絵を書かせましょう。
絵を見ながら、思い出が浮かび上がってくるはずなので、
お子さんもイメージを膨らましやすいです。
①書く内容を考える
例えば・・・
プールに行った場合、
・スライダーをしたこと
・カキ氷を食べたこと
・流れるプールで泳いだこと
など1つの思い出の中に色々なエピソードがあります。
その中から1つに絞り込んでみましょう。
あれもこれもと楽しかった事を欲張って書かせようとすると
まとまらなくなってしまいます。
②絵を描く
書きたい事を1つに絞らせたら、
お子さんの顔や周りの風景を描かせましょう。
③文を書く
描いた絵を見ながら、その時自分がどう思ったのかを
思い出させながら、
「いつ、どこで、だれと、何を、どうした」
に当てはめていきます。
ここがお子さんにもママにも一番難しいですよね?
「ぼくは○○しました。たのしかったです」で終わってしまって、
次に何を書いたらいいか分からないお子さんも多いと思います。
結局、ママが考えた言葉を文章にして子供が書き写す・・・
これでは意味がないですよね。
ママの声かけポイント
そんな時は、親子で会話をしながら、
具体的な様子(見たもの、聞いたもの、触ったもの、匂い、味)
話したこと(会話文)を聞き出して、
文中に入れると表現豊かになりますよ。
「○○しました。たのしかったです」
の続きを見つけてあげましょう。
・これはいつ?どこでした?
・だれと?
・どうやって○○したの?
・何がどんな風に楽しかった?
・その時の様子で他に覚えてる事は?
・どんな色だった?どんな匂い?
・触ったらどうだった?
・その時どう思った?
と質問して、具体的に書くように助言してあげてください。
すると
「昨日、○○くんと△公園でセミ捕りをしました。」
「虫取りあみでおおきなクマゼミを捕まえてうれしかったです。」
と出てきたら、
たくさん書けたことを褒めたり、楽しかった事を共感してあげる事が大事!
大人から見たら着眼点がずれてると感じても、
お子さんが思った事をそのまま文章に出来たことを認めてあげて下さい。
ママは、ヒントやきっかけ作りを手伝う程度でグッとこらえましょう。
私が市民講座で「人に伝わる文章の書き方」をプロのライターさんに
習ったことがあります。
その時もまず、よかったことを書き出して5W1Hに当てはめて、
起承転結を作ると言ってありましたよ。
「お子さんの作文にも使えます」って紹介されてました。
大人も子供もプロも一緒なんだなぁって思いました。
絵日記に書きやすい題材は?
・夏祭り
・花火
・プールや海水浴
・旅行
・テーマパーク(水族館、遊園地)
・友達と遊んだこと
夏ならではの楽しいイベントがあると思います。
海で泳いだり、セミを捕ったり、盆踊りをしたり・・・
夏にしか出来ない楽しかった思い出は、
絵日記に書かせやすいです。
他にも・・・
お金を掛けなくても無料で参加出来る工場見学や、
一人で電車やバスに乗って祖父母の家に行く、
自分でフルーツポンチや、サラダなどを作る
などもあります。
身近な食品や身の回りの物が出来る裏側が見れたり、
一人でドキドキしながら電車に乗ったり、
家族の分までおやつや食事を作ることは、
十分絵日記のネタになります。
人気の工場見学は、すぐ埋まってしまうので、
早目に予約されるといいですよ。
絵日記って何の役にたつの?
低学年の国語は、
文章を書くことに興味関心をもつこと
時系列や主述が分かる文章
大事なことを見落とさない文章が書ける
ことが目標とされています。
絵日記を書くことで、
絵や文章の上達だけでなく、観察力を養う事にも
つながっています。
作文にも心情(気持ち)が入ってくると、
将来、人の心情を見取る事につながります。
会話も豊かになりますよ。
自由研究で1年生でも簡単に出来る方法と、親の手伝い方を紹介しています。
まとめ
1.まず、「夏休みで一番楽しかった事の絵を描いてみよう!」からスタート
2.絵から描いて5W1Hの法則に当てはめて、文章を作りましょう
3.長い文章が出来たら、しっかり褒めてあげて下さい
分かりましたありがとうございます参考になりますありがとうありがとう
見て頂いてありがとうございます
初めての絵日記は、どうやったらやる気になって
もらえるか!悩みますよね
参考にして頂けて、嬉しいです