年の差兄弟がいるご家庭は、
「上の子のおもちゃを誤飲しないか」と
心配ですね。
まだまだ一緒に遊ぶ事が難しい年の差兄弟に
下の子に邪魔されない遊び方や、
誤飲を防止する収納法を紹介します。
上の子のおもちゃの誤飲が心配?
4~5歳あたりから細かい部品が多いおもちゃが増えますよね。
赤ちゃんが誤飲するとされるサイズは、直径4cm。
ラップの芯の大きさが目安です。
レゴやパズル、ビーズ、アクセサリーのほとんどは、
下の子の口に入るサイズです。
レゴやビーズは、パーツが多いので、上の子がなくしたのか、
下の子が誤飲したのか分かりません。
どの部品がなくなったのかさえ、分からない事もあります。
うちにも6歳と1歳の年の差の子供がいますが、
特にレゴは、完成した作品を持ち歩いて遊んでいる間に
バラバラと壊れてしまい、片付けても片付けても、
あちこちから出てきます。
かといって、細かい部品の多いおもちゃを全部撤去してしまうのは、
上の子がかわいそうですし、きりがないですよね。
「下の子のせいで自分が遊べなくなった」と思って、下の子を
いじめたり、嫌いになってほしくはないですし・・・。
そんな年の差兄弟は、上の子の気持ちを尊重し、
下の子の誤飲が防げる様に遊び方を工夫しましょう♪
年の差兄弟の遊び方は?
下の子が1歳未満だと、手の届かないテーブルの上で遊ぶ方法も
有効ですが、1歳を過ぎて歩き始めると色んな所に手が届き、
テーブルの上にも椅子を踏み台にして登るようになります。
ベビーサークルに下の子だけ入れておくのはちょっと・・・となりますし、
上の子をベビーサークルの中で遊ばせると「自分も入りたい」と下の子が
ぐずり出すかもしれません。
下の子は、上の子が遊んでいるおもちゃが魅力的で「一緒に遊びたい!」と
寄って行っては、壊したり、無理矢理取り上げたりしますよね。
家の場合も上の子が遊ぼうと思ってきれいにおもちゃを並べた直後に
下の子に壊されてました。
「ダメ!」「やめて!」と何度言っても分かってもらえない下の子に
悔しくて上の子が泣く事がよくありました。
これでは、上の子もストレス溜まるだろうなぁと遊び方を
工夫してみました。
①細かい部品のおもちゃや壊されたくないおもちゃで遊ぶ時は、
下の子が昼寝をしている間に遊ぶ
②別の部屋で自分の世界を楽しむ
一人で遊べるようになったので、自分から別の部屋におもちゃを
持って行きドアを閉めて「入って来させんでね」と言って楽しんでます。
③親が下の子をおんぶしたり、抱っこして、邪魔しないようにする。
下の子には、違うおもちゃを渡して、一緒に遊んでいる様に
疑似体験させる。
④ブロックで完成した作品を飾りたい場合は、下の子の手の届かない
場所に置く。
⑤「弟(妹)が口に入れたら危ないね」と言い聞かせて、一緒に片付ける。
⑤新しくおもちゃを買う時は、触っても壊れない、小さいパーツが少ない
ものを選ぶ。
上の子に買ったおもちゃを紹介→
触っても壊れないおもちゃだと、親がずっと監視する必要もなく、
上の子も下の子におもちゃを貸してあげられるようになりました。
上の子おもちゃの収納は?
①危ないものは、届かない、見えない、分からない場所に片付ける。
誤飲の危険があるおもちゃは、下の子の手の届かない場所に収納しましょう。
見えると「これ!これ!」と言って欲しがるので、クローゼットの中や
引き出しなど、見えない場所、分からない場所に片付けましょう。
②開け閉めが難しいグッズを利用する。
上の子の大事なおもちゃは、上の子には簡単に開けられて、
下の子には、開け閉めが難しい物に入れましょう。
上の子は、大事な物を下の子に触られない安心感がありますし、
扉や引き出しを次々に開けて、片付けたそばから引っ張り出す
散らかし専門の下の子の対策にもなります。
・ロック付きの収納
ボックスだけでなく、書類を入れるドキュメントケースにも
差込式のロックが付いているものがあります。
塗り絵や折り紙、お絵かきなどを収納する時に便利です。
・引き出しにチャイルドロックを付ける
100均のチャイルドロックを引き出しに付けます。
このチャイルドロックもいつの間にか開けれる様になりますが、
引き出しから物を出すまでの時間が稼げます。
引き出しの前で、ロックを開けようとゴソゴソしてる間に
「ダメよ!」って言えます。
・ジップ袋、スライダーが付いた袋
袋を両サイドに開いたり、スライダーを横にスライドして開ける動作は、
上の子には簡単に出来ますが、下の子には、まだ難しいです。
パズルや小物を収納する時に便利です。
・タッパなどのキッチン収納を使う
本体を押さえながら、反対の手で蓋を開けたり、閉めたりするのは、
下の子にとっては、かなり難しい動作です。
透明の収納容器を使えば、中に何が入っているかすぐ分かりますし、
同じ大きさ、同じ種類の物で、重ねられる容器を選ぶといいですよ。
その他、日ごろ下の子が「開けて~」と持ってくる物に目を向けておくと、
「これは開けられないんだな!」と分かり、収納の幅が広がりますよ。
③下の子のおもちゃをすぐ出せる場所に収納する
「あれもダメ!」、「これもダメ!」では、下の子もかわいそうですよね。
「ここは、触っていいよ」の場所を作ってあげましょう。
触っても安心な下の子用のおもちゃを、出しやすい場所に置いてあげて
下さい。
まとめ
1.年の差兄弟がいる場合、下の子が昼寝の間を利用したり、別の部屋で
遊ばせるなど遊び方を工夫すると誤飲や下の子におもちゃを壊される
ストレスを和らげることが出来ます。
2.上の子のおもちゃの収納する時は、下の子には開けづらく、
上の子には簡単に開けられるグッズを選びましょう。
3.下の子が触ってもいい場所、触ってもいいおもちゃのコーナーを
作ってあげましょう
兄弟仲良しになります様に♪