一歳のお誕生日は、一升餅でお祝いする習慣があります。
「一升餅を背負って歩かせる」って聞くけど、
一歳で歩かないお子さんも多いです。
うちも歩きませんでした。
歩かなくても出来る一升餅のお祝いのやり方と
わらじについて紹介しています。
一歳誕生日、一升餅のやり方は?
一歳の誕生日に一升餅を使ったお祝いの仕方は、地域によって
違います。
一般的なお祝いの仕方は、
■踏ませる
わらじを履かせて踏ませたり、お餅をザルのようなものに入れて
踏ませたりします。
■背負わせる
風呂敷に入れて背負わせます。
風呂敷が首に掛かると危ないので、リュックで背負わせるところも
増えてきました。
一升餅にリュックがセットになっている商品もあります。
■抱かせる
お餅を抱かせます。
立っていても、座っていても大丈夫です。
■転ばせる
早く歩き出した子は、
「将来、早く家を出て行く」と言われているので、
それを防ぐ為にわざと転ばせます。
転ばせる時は、支えてあげてください。
私の住む福岡は、お餅を踏ませた後、お餅を背負って歩くのが、
習慣です。
1歳で歩かない時の一升餅はどうする?
1歳は、伝い歩きで高速で動き回れるけど、支えがなくなると、
ハイハイの方が早いですよね。
たまに、じ~っと一人で立つことは、出来ても、なかなか
一歩が出ず、歩きません。
上の子は、おしゃべりは早かったものの、歩くのは全くで
保育園に行く1歳半くらいでやっと歩き始めました。
下の子は、伝い歩きやハイハイで自分で移動するのが早かった
ですが、1歳の誕生日までには歩きませんでした。
手をつないでると、5歩くらいは散歩出来ますが、すぐ手を離して、
ハイハイになります。
なので、一升餅の時、背負って歩くのは無理でした。
わらじを履かせて、義両親が手をひいて、抱っこして、
お餅の上に乗せました。
そして、何回か踏み踏みした後、義母が
「風呂敷に包んで歩かせなくても、座るだけでもいいらしいよ」って
教えてくれたので、椅子の様に重ねたお餅の上にドカッと座らせました。
すべすべのお餅を嬉しそうに触っていましたよ。
上の子の時は、座ったまま風呂敷で背負わせたら、
重たかったのか、ギャン泣きしました。
1歳で歩かなくても、抱っこしたり、座って出来るお祝いの仕方があります。
お子さんの出来る範囲で楽しんで下さい♪
一生に一度のお祝いなので、泣き顔の写真もいい思い出になります。
一升餅のわらじはどうする?
福岡の一升餅は、
「足が丈夫になるように」
「地に足をつけて歩けるように」
とわらじを履かせます。
歩かなくてもわらじを履かせて、手をひいて歩かせたり、
抱っこしてお餅の上に乗せたり、座らせます。
わらじは、和菓子屋さんで1000円前後で売っています。
お餅とセットで売っている場合もあります。
色は2種類で、女の子はわらじに赤い紐、男の子は、水色の紐が編みこんであります。
わらじは、ビーチサンダルの様に指先が二股に分かれていて、かかと部分についている
長い紐を足首に巻いて履かせます。
このわらじを履かせるのが、かなり大変なんです。
固くてチクチクしているので、履くのを嫌がります。
まだ歩かないので、靴も履いたことないですしね。
無理矢理履かせても、わらじが大きくて脱げてしまったり・・・
履かせるだけで一苦労です。
どうしても無理な時には、布のぞうりで代用するのもいいですよ。
我が家は、上の子の餅踏みの時にお友達からプレゼントしてもらった
一升餅用の布ぞうりがありました。
布ぞうりだと、ふっくらしていて柔らかいし、好きな布で作れて可愛いです。
女の子なら、お花やリボンなど、お飾りを付けてもいいですね。
子供の足のサイズに合わせて作れるので、脱げにくいです。
歩けるようになったら、ルームシューズみたいに履かせてもいいし。
ネットで布わらじを売っているサイトもありますが、ご自身でも作ることができます。
私も以前、使わなくなった服のリサイクルで布ぞうりを作った事があります。
最初は、ちょっと難しいですが、同じことの繰り返しなので、
コツをつかめば意外と簡単に出来ましたよ。
布ぞうりは、パタパタ音もしないし、履いてたら雑巾がけも出来るので、
上手に作れるようになったら、家族分を作ってもいいですね。
まとめ
1.一升餅は、地域によってお祝いのやり方が違います。
2.歩かなくても一升餅でお祝いできます。
3.わらじは痛くて、履かせるのも一苦労なので、布ぞうりにすると楽チンです。
下の子の場合、お昼寝後だったからか、わらじもすんなり履いてくれて、ご機嫌でした♪
一升餅のお祝いは、お昼寝後がおススメです♪
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