一歳の誕生日につきものの、一升餅。
一升餅の重さは、約１．５ｋｇ。
お餅の種類も場所によって違います。
一升餅に込められた意味と、お餅の種類、
１．５ｋｇのお餅どうるすの？ってドキッと
したママにお餅以外でお祝いする方法を紹介
しています。
一歳の誕生日、一升餅の意味は？
一歳の誕生日に一升餅でお祝いする意味は、
「一生、食べ物に困らないように」
「一生、まめに暮らせるように」
「これからの一生が健やかになるように」
という願うものです。
福岡では、草鞋を履いて、お餅を踏ませるので、
「ねばり強く、一生歩いて行ける様に」
の意味も込められています。
一升と一生をかけて、子供の健やかや成長と
将来を願って祝う、特別なお餅です。
一升餅の種類は？
一升餅は、地域によって種類が異なります。
福岡では、一升餅は、紅白の丸い大きなお餅の二段重ねが
一般的です。
私達が購入した千鳥屋さんでは、紅白の四角いお餅の二段重ねも
売っていました。
同じ福岡でも場所によっては、伸し餅のところもあるようです。
その他、まが玉の形の紅白餅や、あずきのお餅でお祝いする
ところもあります。
ネットでは、かわいいハートの形のお餅もありました。
パパとママが同じ地域の出身なら、迷う事も少ないですが、
私の住む福岡でも丸餅と伸し餅が売ってる位ですから、
もしかすると、同じ県の出身でも違う事があるかもしれません。
パパとママが違う県の出身なら、お互いの両親の「あたりまえ」が
違っている可能性があります。
パパの実家でお祝いをする場合が多いと思いますが、
一升餅を用意するのは、ママの実家となっている地域もあるので、
用意する時は、どんなお餅でお祝いするのか確認しましょう。
一升餅、餅以外でもOK？
一升＝一生なら、お餅以外でも一升分の物ならいいのでは？
絶対、お餅じゃないとダメなの？
って思いますよね。
一升餅の一升、重さは約１．５ｋｇとかなり大きいです。
だんだんお餅を食べる機会も減ってきて、お餅を食べるのは、
お正月のお雑煮の時だけ・・・と言う方も多いかもしれません。
お祝いなのは、分かるけど、
一升分のお餅、終わったらどうするの？って。
一升餅は、お祝いが終わったら、四角に切り分けて、紅白２個を
みんなで食べたり、親戚や近所のに配って、子供の健康を願う
のが一般的です。
ご自身がお餅をあまり食べない場合、お餅もらっても迷惑にならない？
近所に配る程のおつきあいもないし、切り分けるのも一苦労・・・
実は、お餅の他に代用出来るものがあるんです。
■一升パン
現代風に？お餅の代わりにパンでお祝い
ポンパドールの一升パンは、約２ｋｇ。
フランスパン生地でキリンのイラストと☆に「１」の数字が入っていて、
ひらがな５文字までなら名入れも出来ます。
お値段は、３,２４０円と、和菓子屋さんで一升餅を注文するより
お安く手に入ります。
パン好きな方には、大きなパンでのお祝いは、たまらないですね。
離乳食が進んだ赤ちゃんでも、お餅を食べさせるのは、喉につまりそうで
こわいママもパンなら安心して食べさせられます。
パンを切らずに大きいまま、かぶりつかせて写真に収めたいですね。
一升パンも近所に配るんでしょうか？
ちょっと変わってて、喜ばれるかもしれませんね。
朝がパン食の方なら、消費も早そうですね。
我が子が一歳過ぎた頃、母がお土産で買ってきてくれた一斤のパンを
袋から出して、かぶりついてた事があります。
「え～そのまま～」って最初はビックリしましたが、大きなパンを抱えて
食べてる姿が可愛くて、写真撮って、「ま、いっか」ってなりました。
一升パンなら、絶対可愛い写真が撮れるはずです♪
■一升米
お餅になる前のにお米でお祝い
１升分のお米が１袋になっているタイプと、小分けタイプがあり、
パッケージに名入れやお誕生日を入れる事が出来ます。
小分けタイプなら、１つ６００ｇ（４合）なので、重たくなく、
分けやすいです。
セットの内容も選べます。
お餅は食べない方でもお米なら、必ず食べてもらえます。
お餅を切る手間が掛からないのも嬉しいです。
２,０００円前後から売られているので、一升餅を注文するより
安いです。
一升餅の様に選び取りカードがセットになっているものもありますよ。
一升パンも一升米もリュック等で赤ちゃんに背負わせるお祝いの仕方の
地域には向いています。
福岡は、わらじを履いて踏ませた後、風呂敷でお餅を背負わせるので、
どちらも厳しいかなぁとは思います。
パンだと踏ませたら、潰れてしまいそうですよね。
一升餅の代わりに一升パンや一升米でお祝いされる場合は、
前もって、両親に伝えておきましょう。
両親の世代は、一升餅でしかお祝いした事がないので、「一升餅」の
イメージしかなく、がっかりさせてしまったり、
「一升餅の代わりにパン！伝統通りにしないなんて、ありえない！」って
怒らせてしまうかもしれません。
一升餅は、両親がプレゼントしてくれる事もおおいので、お餅以外を
考えている方は、３ヶ月前くらいから、
「一升餅を見てたら、今はパンとかお米でお祝いする事もあるんだって～」
「お餅は、食べ合わせないから、そっちがいいかもしれないですね～」
なんて、小出しに話してみるといいかもしれません。
「勝手に決めて」と言われないように、「どう思います？」の言葉を
忘れずに、「どう思います？」って聞かないと「ふ～ん、そうね～」で
終わってしまう事も多いです。
両親もパパやママと同じ位、一歳のお誕生日を大切に思ってるので、
両親も意見もそれとな～く聞いてみましょう。
一生に一回のお祝いなので、家族で楽しめるといいですね。
まとめ
１．一升餅は、「一生、食べ物に困らないように」という意味を込めて、
子供の健やかな成長と将来を願って祝うお餅です。
２．一升餅は、地域によって形が違っていたり、あずきが入っていたりと
違います。
同じ県内でも違う事があるので、両親に確認しましょう。
３．お餅をあまり食べないご家族には、一升餅の代わりに、
「一升パン」や「一升米」でお祝いする事もあります。
和菓子屋さんで注文する一升餅より、お安く購入できますが、
一升餅以外でお祝いとなると、両親をがっかりさせてしまうかもしれません。
一升餅以外でお祝いを考えている場合は、早めに両親に
相談しましょう
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