仮装大賞を見終わった後に「出てみたいなぁ」と
思われる方も多いと思います。
仮装大賞に出るにはどうしたらいいのか、
応募仕方や、本番に出るまでの道のりを紹介します♪
仮装大賞に出るには?
前から仮装大賞が大好きで、「一度は出てみたい!」と
思っていました。
何から初めて、どうすればテレビに出られるのかを
紹介します。
①面白いアイデアを出す
審査基準に
アイデアの面白さ(発想)
ユーモア(笑い)
テーマのユニークさ(奇抜さ)
チームワーク(団結力)
があります。
書類審査に通過すると細かい味付けは、テレビ局の方から手伝ってもらえるので、
この段階では完璧でなくてもOKです。
テレビを見てる人が「次どうなるんだろう」って見入ってしまう展開を
1分前後にギュギュと凝縮します。
本選を通過するまでは全部自費なので、
いかに材料費を抑える方法を考慮したほうがいいです。
練習の度に毎回買い足す必要があるものは、コストがかかるので
あまりおススメしません。
②仲間を集める
面白い事を一緒にやってくれる仲間を集めましょう!
本選に通過した後、作家さんに
「こんなバカバカしい事に一生懸命参加してくれた事に敬意を表します!」
って言ってもらいました。(笑)
予選、本選通過してもアイデアの絞りなおし、道具の作り直し、台詞の変更など
本番ギリギリまで調整が必要になります。
出来れば近くに住んでいる友達や、バイトや職場が一緒など、
すぐ集まれる人、同じ時間帯が空いている人がおススメです。
「やりた~い♪」っていう情熱があれば、1人でも何とかなります。
96回は、35チーム中12チームは1人で参加でしたよ。
③申し込みをする
日テレの仮装大賞本部に電話して申し込み用紙を取り寄せるか、
ホームページで応募用紙をダウンロードします。
受付は、ホームページ上ではしていないので、郵送かFAXでの
受付になります。
ホームページに応募用紙の書き方の例があるので、参考にして下さい。
絵が下手な方は、言葉で情熱をぶつけるだけでもOKです。
アイデアがたくさんある方は、1チーム何作品も応募する事が出来ますよ。
どのアイデアが、テレビマンの目に留まるか分からないので、
たくさんアイデアがある方は、有利かもしれませんね♪
④書類審査
仮装大賞のスタッフさんから電話があります。
応募した全チームに連絡が来ます。
スタッフさんから、応募したアイデアについての説明や改良点などを
相談されます。
申込書に文章やイラストでは説明しにくかったポイントを直接電話で
伝える事が出来ます。
応募した全チームに連絡してもらえるので、ここでしっかり
仮装大賞への情熱を伝えられるといいですね♪
⑤書類審査合格
書類審査に合格すると電話がかかってきます。
書類審査に合格したら、地区予選に向けて、道具の製作や練習にとりかかります。
書類審査の合格発表から数日後に地区予選があります。
この段階では、道具を完璧に作らなくても大丈夫です。
この後、変更するところがたくさん出てきます。
地区予選の場所や時間は、代表者に郵送で書類が届きます。
私達のチームの場合、ここまでの期間は、わずか11日です。
10月3日
仮装大賞に一緒に出ない?のお誘いをもらう
10月7日
仮装大賞申し込み締め切り
10月8~13日
書類審査で合格したら、電話連絡。
私達のチームは、10月10日に電話連絡をもらいました。
10月14日
地区予選
受付は、収録終了後からあってるので、早目にした方が
いいかもしれません。
早目に申し込みしても、スタッフさんからの電話連絡がいつ来るかは
分からないですが・・・気持ちにはゆとりが出来そうです。
⑥地区予選
地区予選の会場は、日本全国で12会場。
新潟、札幌、仙台、高松、福岡、静岡、名古屋、福井、大阪、長野、広島、
東京のみ2日間設けられています。
会場ごとに申し込み締め切りに日付が違います。
ご自宅に近い会場で申し込みをするのが一番ですが、
予選日の日に都合が悪い事もあると思います。
そんな時は、他の会場でエントリーするのもOK!
スタッフさんが毎回エントリーされている常連さんが、
違う会場に現れてビックリした~なんて話もされていましたよ。
予選のスケジュールはこちら
事前に代表者に郵送で、会場までの地図と開始時間、参加者の名簿が
届きます。
当日は、作った道具を持って会場に向かいます。
交通費は各自負担です。
演技する順番を決めて、日テレのスタッフさんの前で
ドキドキの初披露をします。
予選の段階で合否はありませんでした。
予選終了後、各チームに担当のディレクターさんがついて、
連絡先の交換をします。
予選のダメだしを改良して1ヶ月以内に
動画を送ります。
1ヶ月の期限内に何度、動画を送ってもいいし、
分からなかったり、迷ったら電話で何度でも担当スタッフさんに
相談が出来ます。
遠慮せず、どんどん聞いた方がいいですよ!
せっかく修正しても、即、没になる事もありますが、
いいアイデアをもらえる事も多いです。
⑦本選出場の審査
全国の予選通過者の動画を元に本選の審査があります。
私達のチームは、11月11日(日)に最終動画を送って、
合格の電話が来たのが11月26日(月)でした。
動画の締め切りから約2週間で合否が出ます。
本選に合格すると、会場までの交通費、宿泊費(遠方の方のみ)、
食事を日本テレビで出してもらえます。
空港から会場まで、会場からホテルも送迎してもらえます。
本番終了後のみ、京急蒲田駅までの送迎で、自費で空港まで
行きました。
どこからが遠方扱いになるのか分かりませんが、
千葉から参加のグループは、リハーサル後、帰っていました。
食事は、ほぼロケ弁です。
本番の朝食のみ、温かいご飯が食べれました。(宿泊者のみ)
地方から参加の場合、本選合格の電話があった当日に、
飛行機のチケットを確保する為、参加者の年齢と名前の連絡する
必要がありました。
小さい子供が参加する場合、何と付き添いの保護者1人分無料
になります。
⑧本選通過後の演技指導
本選通過やった~!
後は、本番を待つだけ♪
って思うでしょ?
次は、担当スタッフさんと作家さんと演技指導や打ち合わせがあります。
いつも練習している場所など希望した所に来て頂けます。
日にちと時間もみんなが集まれる日で調整下さい。
約2時間、台詞の修正、舞台上での見せ方、道具の作り直しなどを
指導して頂けます。
本選に通過すると、支度金3万円が出ます。
このお金は、前日リハーサルの受付でもらえます。
っと言っても、ここまでの段階ですでに3万円は超えていると思いますが・・・
テレビ的にもっとキレイに!道具を作らなくてはいけません。
ここで手を抜いてしまうと、会場に行った時、
他のチームのレベルの高さに愕然とします。
⑨道具の発送
改良に改良を重ねて作った道具は、事前に会場に発送します。
本番の1週間前位に指定の場所に運送屋さんが取りに来てくれます。
送料は、日テレさんが負担してくれます。
⑩前日リハーサル
空港からマイクロバスで会場まで送ってもらえます。
会場に着いたら、受付をして、支度金の3万円とノベルティを
受け取ります。
会場の中には、事前に送った参加者の道具が所狭しと置かれているので、
自分の道具がある場所に案内してもらいます。
お昼ごはんを食べて、道具の組み立て、メイク、着替えなど準備が
出来たチームからリハーサルの申し込みをします。
OK!が出れば、バスでホテルに送ってもらって、自由時間です。
会場内で写真がたくさん撮れるのは、前日リハーサルの時だけなので
しっかり思い出を残しましょ♪
⑪本番当日
6:00にホテルで朝食をとり、7:00過ぎにはバスが迎えに来ます。
会場に着いたら、着替えメイクをして9:00から説明会があります。
この説明会で欽ちゃんと慎吾ちゃんに会えますよ~♪
10:00からカメラリハーサル、お昼のお弁当を食べて本番スタートです。
本番の日は、芸能人の方がたくさん来られるのと電波障害にならない為に
写真も動画も禁止されます。
芸能人の方に握手やサインを求めるのも禁止です。
芸能人の方の写真をネット上にアップするのも禁止です。
その他、本番で披露するネタを他で演じない事などの誓約書があり、
事前に提出します。
写真は、前日リハーサルか、当日の朝、がっつり撮っておきましょう♪
まとめ
テレビ越しに「いつか出てみたいなぁ」と思っていた仮装大賞。
実際に出てみると、本番ギリギリまで修正、変更の繰り返しで
かなり大変でした。
合格者や優勝者のあの涙の裏にはこんなに努力があったのか・・・
と初めて知りました。
日常から離れて、「仮装大賞に出る為」に集中して作品を作るのは、
最高に楽しかったです。
ぜひ応募してみて下さ~い♪