「欽ちゃん&香取慎吾の仮装大賞」で
無事に地区予選を通過した後はどうする?
約1ヶ月後、本選審査に向けての流れを紹介します。
仮装大賞、本選審査までにすることは?
地区予選終了後は、各チームに担当のディレクターさんが付きます。
連絡先を交換して、メールや電話でチーム代表と直接やりとりをします。
予選終了後すぐに修正の課題が出されます。
1ヶ月後の本選までの間に課題をクリアして動画を撮り担当の方に
送ります。
動画の撮影は、1回だけでなく、ディレクターさんが動画を確認して
また修正してほしいところがあれば、サイド撮り直しになります。
この修正、変更を何度も繰り返して担当ディレクターさんの「OK」が
でた動画を元に全国の予選通過者の本選の審査があります。
仮装大賞は、素人のアイデアにテレビ製作のプロのアイデアをプラス
して磨きを掛けて出場するものです。
「採用されるのは、素人のアイデアのみ」と言っても過言では
ないと思います。
本番までには、全く違う演出(いい方に)になっています。
どれだけテレビ向きに寄せられるかが本選通過の鍵だと思います。
●修正、変更になった課題
①視点がバラける演出はなし。
あっちもこっちも動いていると、テレビを見ている人はどっちを
集中して見たらいいか分からないという理由です。
見せたい部分をしっかり見てもらう事が大事!
②パッと見て分からないキャラクターはなし
何に仮装して何をしているのか分かりにくいもの、
小さいものはダメ。
③一番のメインになるパネルはもっと大きく、高く、見やすく
作りなおす
④登場を後ろからではなく、横からに変更し、登場し、
オチとなるキャラクターにも何かをさせる
⑤演技が終わった後のしめの一言を何か考える
●動画撮影1回目 10月25日(地区予選後 11日目)
全員が集まれる時間がなかなか取れず、何とか日にちを確保しました。
1ヶ月の期間中、動画は何回送ってもいいし、相談も出来るので、
とりあえずやってみる事にしました。
練習の場所は、無料でレンタル出来る多目的室。
仮装大賞は、練習する場所の確保も大切です。
1回だけでなく、何度も何度も練習が必要なので、無料で
借りられる場所が確保できれば最高ですが、レンタル料が安い
コミュニティセンターなどは、年末が近くなるとクリスマスパーティなどの
予約で埋まっている事が多いので、早めに確保される事をおススメします。
道具の製作もあるので、広めの部屋があると便利です。
変更箇所
課題を元に変更した箇所は、
①パネルが目立つように黒のフェルトを周りに貼る。
②パネルを支える骨組みをパイプ椅子からブロックと
角材に変更して高さを上げる。
③パッと見て何に仮装しているか分かる様に衣装を用意する。
④演出の邪魔にならない様に黒子役をつくる。
⑤オチのキャラクターは、後ろからではなく、横から走って登場する。
⑥オチのキャラクターに目立つ衣装を着せる。
⑦しめの一言を言う。
(本番前に日テレから「作品は他で演じない事、動画を載せない事」の誓約書に
サインをしてますので、お見せ出来ず、写真もなくすみません。)
1回目の動画についてのアドバイス
・ボードの幅をもっと広くした方がいい
・もっと若いアイデアがほしい
●動画撮影2回目11月11日(地区予選後28日)
動画の締め切りまであと数日にせまって来たので、練り直したアイデアで
再度動画を撮り直しました。
変更箇所
①横にダンボールを2枚足して幅を広くする
②パネルの後ろから頭が見えないように園芸用のポールに
フェルトを巻いて高さを出す。
③衣装に黒のスプレーでラインを書いて、リアルさを増す。
④最後のオチを考え直し、組み体操(若いアイデアのつもり)
を取り入れてみる。
100円ショップで購入した帽子に綿を貼り付け、
ピンクのスプレーで色をつけ、新しい衣装でイメチェンする。
⑤しめの一言と、見せたいパネルの部分が一致するように
タイミングを工夫する。
1分前後の演技時間なので、何度も時間を測り調整しました。
これで完璧か!?
動画を担当ディレクターさんに送り、本選の動画審査の結果を待ちます。
11月26日(動画送信後、15日)
「本選合格」の連絡が来ました♪
やった~♪の喜びもつかの間、せっかく練り直した若いアイデアの
組み体操は「ふざけてるみたいだから」という理由で没になりました。
自腹で材料を買って一生懸命作ったのに・・・その一言でパァです。
これ、仮装大賞あるあるらしいです。
私は、オチのキャラクターとマッチしてて素敵!って思ったんですが、
残念です。
しかも、没になったのに何で合格したんだろう・・・
アイデアだけはよかったのかな♪
まとめ
「本選合格しました」の電話もらったら、後は本番を待つだけと
思ってました。
しか~し、まだまだ修正が続くんです。
次は、作家さんとディレクターさんが来て、演技指導と打ち合わせ
があります。
次々にダメ出しをされても、何とか時間を工面して修正を繰り返し、
試練の連続なのですが、いい方に変わっていくと楽しくなります。
本番まであと一息。