平成最後の第96回仮装大賞で何とか
本選通過を果たしました!
倍率と、本選通過後の流れや
道具の発送方法を紹介します♪
第96回本選通過の倍率は?
今回予選を通過したチームは、250組。
その中で本選へ駒を進めたのは、37組です。
予選から本選通過の倍率は、約6.7倍です。
今回のエントリー数は分かりませんが、
前回の95回の応募者数は、3316組だったので、
そう考えると約89倍ですね!
かなり倍率は高いのではないでしょうか?
福岡予選から本選へ勝ち抜いたのは、8チーム中5組。
毎年エントリーしている名物おじさんや、九州高校など
経験者多い予選でしたが、初出場で本選に進めたのが
嬉しかったです。
ちなみに本選に出場する37組中12組は、初出場でした。
周りには、「仮装大賞まだやってるの?」って言う方も
いらっしゃいましたが、これだけ初出場のチームが出るんですから、
まだまだ人気の長寿番組だと思います♪
本選通過後の演技指導とは?
本選通過の喜びもつかの間、次は、全員で集まれる日を決めて
ディレクターさんと作家さんが来られて演技指導があります。
●演技指導当日
12月9日(日)10:00~
演技指導をして頂く場所は、こちらから指定する事が出来ます。
学校や公民館など、いつも練習している場所に来てくださいます。
本選通過後、「最後のオチを変えたほうがいい」のアドバイスをもらい、
新たなアイデアで道具を作りなおしました。
①演技を披露する
最後のオチをどんな風に表現したらいいか分からなかったので、
仮装大賞暦40年の作家さんに相談すると・・・
「この場面では、こっそり、おごそかに後ろ向きで出てきた方がいい」
「謙虚さが大事!」
「もっと足をくっつけて立つ」
「道具の製作にも気を遣うと1点入るよ」
「もたつくと1点入らないんだよ」
など、細かい演技指導の他にも仮装大賞の審査のポイントを
教えて下さいました。
立ち位置もテレビを見てる人の目線があちこちに
散らないように、自分達が見て欲しい部分をしっかり
見てもらえる立ち位置に変更になりました。
こんなテレビ的視点は、私達素人では考え付かず
テレビを作る人は、こんな事も考えながら作ってるんだなぁ
とビックリしました。
②ナレーションを変更する
ナレーションは録音して使うようにしていたのですが、
一生懸命さが伝わるようにマイクをつけてナレーションする
事になりました。
言葉のタイミングを調整や言い回しをチェックしてもらい、
放送日が来年になるので、「今年の」→「ここ数年」に
変更しました。
これも素人は気付かないテレビ的な視点でした。
③小道具を作りかえる
パッと見て何をしているのか分かりやすいものに変更。
④最初の登場を変更する
最初の登場を黒子ではなく、ストーリーにあったものに変更。
顔はメイクさんがイメージ通りに塗ってくれる事をこの時
初めて知りました。
⑤道具の見栄えを整える。
支度金が3万円出るので、見栄えを整える。
⑥登場の仕方を考える
客席側(テレビ側)に背中を見せない登場の仕方を考える。
何度か背中を見せない登場の練習をしたのですが、
演技に支障が出た為、「ちょっとなら背中見せてもOK」
になりました。
舞台のそでから、ステージの真ん中まで距離があるので、
隠れられるパネルをテレビ局側で作ってもらえる案も出ました。
当日は、パネルなしで舞台そでから登場する形になったのですが、
テレビ局の方で用意してもらえる道具もある事を初めて知りました。
⑦音楽を変更する
運動会のリレーのテーマでよく聞く、
チャチャチャーン、チャチャチャーン、チャチャチャチャチャン♪の
「クシコス・ポスト」にしていたのですが、
「競争じゃないからテーマに合わない」と言われ音楽もテレビ局で
用意してもらえる事になりました。
この時点でまだ出場の順番は決まっていませんが、本番のように
「□番 ○○○」と言って演技をスタートし、終了するまでの動画を
撮影しました。
演技終了までのタイムは、1分20秒でした。
●欽ちゃんへのメッセージ動画の撮影
テレビで見るビデオレターみたいなものを
ディレクターさんが撮影してくれました。
メッセージの内容は、事前に指定されます。
・どんなチームなのか
・将来の夢
を30秒程度で撮影しました。
「欽ちゃ~ん」を画面に手を振って、チームの紹介をし、
一人づつ将来の夢を言いました。
このメッセージや事前アンケートを元に、当日のインタビューが
決まります。
事前アンケートには、「親、上司に怒られた事」を書く項目も
ありましたよ。
変更点を練習して4日後に再度、担当者に動画を送りました。
動画を送った後も道具を作り直したり、登場の仕方を変更したりと
道具を発送するギリギリまで修正と変更の連続でした。
道具の発送方法は?
道具は事前に会場に発送します。
送料は、テレビ局負担で、指定の場所に取りに来てもらえます。
私達のチームは、25日前後に代表者の自宅に取りに来てもらいました。
修正したり、作り直して、期日までに完璧に仕上げなくてはいけません。
組み立て式の道具は一度ばらして、梱包します。
会場で開けたら壊れてた!とならない様にプチプチに包んだり、
木枠で固定したり、しっかりと梱包する事が大切です!
会場には、修正する道具もたくさん用意されていますが、
もし壊れたら・・・リハーサルで変更になったら・・・を
考えて、修理できる七つ道具も一緒に送っておくと安心ですよ。
収録後は、ゴミとして処分されます。
日ごろ使っている私物や、どうしても思い出に残しておきたいものは、
送り返してもらったり、持ち帰ることが出来ます。
事前に番組スタッフさんに伝えておきましょう。
まとめ
100%で本番に望めるように、色んなアドバイスをもらいました。
素人では到底考えつかないテレビ番組を作るプロからのアドバイスは、
「そこまで気にするんだぁ」と思う事もたくさんありました。
一生懸命考えてもどうしてもいい案が浮かばない時は、相談に乗ってもらえる
ので心強かったです。
テレビ局側から用意してもらえる物もあるので、迷ったら相談してみましょう。
色んなアイデアを持ってあるので、「何か出来そうな気がする!」と
気持ちが一変しました。
最後の最後まで変更、修正の繰り返しで大変ですが、高い倍率を乗り越えて
選ばれたのですから、最後まで楽しみたいと思いました♪