海開きのニュースを見ると、いよいよ夏本番ですね!
赤ちゃんに海や川、プールデビューをさせたいママも
多いと思います。
赤ちゃんはいつから海に行けるのか、
赤ちゃんにベストな時間帯や、滞在時間、
いつまで海に行けるのかなど
注意点を交えて紹介します♪
赤ちゃんの海水浴はいつから?
「赤ちゃんはいつから海が大丈夫ですよ」という決まりはありま
ベビースイミングは、生後6ヶ月頃から通える所が多いので、
(スクールによっては、4ヶ月からのところもありますが)
それ以降、自分でおすわりが出来る7~8ヶ月以降がいいと思います。
生後7ヶ月以降になれば、離乳食を食べ始めて、体力もつき、
砂浜に腰をおろして遊ぶことができます。
また抱っこやベビーカーで海風にあたる程度のお散歩なら
もっと月齢が低くても大丈夫でしょう。
波打ち際で水に触れせたいなら、1歳過ぎて歩けるようになってからの
方が安心です。
安心、安全を考慮して、0歳の間は海水浴を控え、1歳を過ぎてからデビューしている
ママが多いようです。
赤ちゃんを海や川、プールに連れて行く時間帯は?
出来れば日差しの強い、午前11時~午後3時は避けた方がいいです。
なるべく7月のあまり込まない平日の午前中の早い時間から11時前後、
または夕方の日差しが弱い時間帯がベスト!です。
せっかく来たのだから・・・とついつい長居したくなりますが、
真夏の暑い盛りに1日中は、海にいるのは、過酷すぎます。
赤ちゃんの為を思うと滞在時間は1~3時間程度
がちょうといいです。
上の子がいてもうちょっと長居したいと場合は、夕方が狙い目です。
海に浸かっている時間は、体温が奪われない様に短めに、
1回2~3分、長くても5分程度目安にしましょう。
赤ちゃんは思った以上に疲れてしまうので、楽しんだ後は、
テントなど日陰でゆっくり休憩しましょう。
また海水浴はクラゲが出始めるお盆前までがいいと言われています。
私も子供の頃、
「お盆は、地獄の釜が開くから海に行ったらダメ!」
って言われてました。
お盆は地獄の鬼もお休みを取るので、地獄の釜が開いて
亡くなった方が帰ってくるから・・・らしいです。
なので、ご先祖様をお迎えするお盆には、魚釣りや虫取りの殺生や
水遊びをすると地獄の釜に落ちると言うんですって。
お盆前までとなると、家族で海に行ける日がギュ~っと
せばまってしまうので、海に行く場合は、早めに計画を立てましょう。
赤ちゃんの海水浴で注意点や対策は?
●天気が悪かったら別の日にする
初めて行くのだから!
この日しかないから!
ウキウキする気持ちは分かりますが、海水浴や川遊びは、天候に左右されます。
波が高い日もあれば、肌寒い日、水が汚い日もあります。
どんな天候でも無理やり決行してしまうのは、赤ちゃんに負担やストレスが掛かってしまいます。
天気が悪かったり、赤ちゃんが海を怖がった時の為にバックアッププランがあると、
ママもがっかりせずに済みます。
海水浴は、お盆前までがおすすめですが、川は、お盆の後も行けますし、
プールも9月の初めくらいまで営業している所が多いので、別日に
川デビューやプールデビューを検討してみましょう。
■体温調節
1歳未満の赤ちゃんは、体温調節が上手く出来ません。
日差しが強いと熱中症に冷たい海水や汗で低体温症に
なってしまうこともあります。
・低体温症
①汗をかいたら濡れタオル
汗をかいたら水道水で洗い流すか、水で塗らしたタオルでこまめに
ふき取ってあげましょう。
汗を肌の上で蒸発させないと、体温が下がらないので、
乾いたタオルで汗を拭いても、また汗をかいてしまいます。
濡れタオルを使えば、肌に残った塩分も取ってくれますよ。
②休憩する時は、タオルでふき取る
Tシャツや水遊び用おむつで海に入ると体が冷える場合があるので、
休憩する時はタオルでふき取りましょう。
また、海や川、プールに入った時、震えたり、唇が青くなったら、
すぐにあがって、体を温めましょう。
水着の上に羽織れるタオルポンチョがあると便利です。
・熱中症
①海や川、プールの中でもツバの広い帽子を被りましょう。
フラップ付だと首筋まで守ってくれるので安心です。
②こまめに水分補給
完全母乳の赤ちゃんでミルクや哺乳瓶を嫌がる場合でも、
コップだと飲める事があります。
麦茶や湯冷ましは、サラッと飲めるのでむせやすいです。
ほうじ茶は、むせにくく、麦茶が飲めなかった赤ちゃんも
飲んでくれると人気です。
赤ちゃん用のスポーツドリンクでもいいですね。
コップで飲ませると、かなりこぼすので、タオルが必須です!
うちの子の場合、完全母乳で、哺乳瓶もミルクも、マグマグのスパウトも
ダメでしたが、ストローとコップは大丈夫でした。
口の部分が外側に反ったグラスだと口をつけやすく、
中の量も見えて飲ませやすいですよ。
最初は、溺れた様にして飲んで着替えていましたが、
2、3日で上手に飲める様になりましたよ。
海水浴や川遊び、プールデビューの前に練習してみては
いかがですか?
■紫外線対策
①日陰をつくる
パラソルや日傘で日陰を作ってあげて、水遊び、砂遊びもいいですね。
それでも照り返しがあるので、海の家を確保したり、
ワンタッチで組み立てられるテントを持参して日陰で
休憩出来ると対策をとりましょう。
ワンタッチのテントがあると、着替えや授乳の時に、
便利です。
②長袖のラッシュガードかTシャツを着せる
ラッシュガードは、紫外線防止や海の中での保温効果もあります。
UVカット効果が高いものを選びましょう。
Tシャツでも代用出来ますが、塗れると肌にくっつくので、
嫌がるかもしれません。
③日焼け止めを塗る
赤ちゃんの肌に優しい日焼け止めを使用しましょう。
■感染症対策
海水や砂浜には、たくさんのウイルスや細菌が潜んでいます。
赤ちゃんの口に入ると胃腸炎を起こしたり、
目や皮膚が赤くなる感染症を起こすことがあります。
なるべく、海水や砂が顔に触れないように気をつけましょう。
また離乳食が始まる頃になると、何でも口に入れてしまいます、
砂浜に落ちている、貝柄やガラス、海草、虫にも注意が必要です。
海からあがったら、水道水で海水や砂を洗い流しましょう。
赤ちゃんの海、川、プールはいつから?のまとめ
・赤ちゃんの事を考えて、海の滞在時間や行く時間、時期を
考慮しましょう。
・熱中症や感染症を予防する為に対策をしましょう。