セミが羽化してどの位生きるかご存知ですか?
1週間だと思ってませんか?
「セミは1週間の命だから逃がしてあげて」と
言ったものの、本当にそうだったっけ?
と確認の意味で調べてみたら・・・
え~驚愕の事実が!
セミの一生、鳴き声について、紹介しています。
自由研究、セミの一生は?
セミが羽化してからのセミの生涯は、「1週間」って
言われてますよね?
たまたまアパートの入り口の木の所で、クマゼミの幼虫を
見つけて、家に持ち帰り羽化を観察しました。
初めて見た息子は、「家で飼いたい」と言い出しました。
家の中でブンブン飛ばれても困るし、
ミンミン鳴かれてもうるさいし・・・
そこで、息子に
「セミは長い間土の中にいて、セミになって飛ぶ事を夢見て
今、頑張ってセミになったんよ。セミになったら、1週間しか
生きられないんだから、外に逃がしてあげて」って
言いました。
私は、土に入る長い間って1年?もっとだっけ?と思ったのが
調べるきっかけになりました。
■セミは羽化して、どの位生きる?
セミになって、1週間しか生きられないって違ってたんですよ。
どのセミも2~3週間生きるんですって。
長生きさんだと、1ヶ月以上って。
思わず、「全然違うやん!」って、つぶやいてしまいました。
よく「1週間」と言われる理由は、成虫になったセミの飼育が
大変ですぐに死んでしまうからでした。
夏の虫なのに暑さに弱く、エサの樹液を十分に与えられないと
1週間くらいで死んでしまうからそう言われるようになりました。
去年、クワガタを拾って自宅で飼ってた時は、昆虫ゼリーで1年半も
頑張ってくれたのですが、セミは昆虫ゼリーで樹液の代わりには
ならないみたいですね。
クワガタは虫かごで飼ってて、飛ぶ事はありませんでしたが、
セミは絶対飛びますよね?
狭い虫かごじゃ、飛べない事がストレスになってしまいそうですね。
■セミはどこに卵を産むの?セミの一生は?
(産卵)
セミのメスは、産卵管を木の幹に突き刺して、1個づつ卵を産みます。
(1年後)
卵は、翌年の梅雨の頃、雨が降った日にふ化します。
(幼虫期)
ふ化した幼虫は、木の表面に出てきて、雨で柔らかくなった土の上に
落ち地中に潜ります。
クマゼミの幼虫期間は4~5年で乾いた場所を好みます。
アブラゼミの幼虫期間は、7年で湿った場所が好きです。
セミでも種類によって、幼虫期の長さや好みの場所が違います。
同じ種類のセミでも幼虫の時期が違うのには、驚きました。
セミの幼虫は樹液を吸って成長し、約5回脱皮します。
夕方になると木をよじ登り、葉の裏につかまって、
日没後に羽化します。
(羽化)
クマゼミの羽化の様子を観察しました。
→続きはこちら
しっかりとした翅になるまでに、約24時間かかるそうですが、
私達が観察したクマゼミは、羽化して12時間後には、
飛べるようになりました。
(成虫)
成虫になってからの寿命は、2~3週間から1ヶ月。
この間に相手を見つけて、産卵します。
セミの鳴き声と特徴は?
クマゼミの羽化を観察する事になった日に、息子が
セミには「しねしねしね」って鳴く種類があるらしいよって
言ってました。
本当にそんな風になくセミがいるのか、調べてみると、
クマゼミの「シャアシャアシャア」の鳴き声が人によっては、
そう聞こえるんだそうです。
また最近では、クマゼミが枯れ木と間違えて、光ファイバーケーブルに
卵を産み付けて断線事故になる場合もあって、対策が練られている
そうですよ。
それだけ、クマゼミの住む木がなくなってしまっているのか?
それとも光ファイバーケーブルが木に見える位そっくりなのか?
気になりますね。
■クマゼミの特徴
・カメムシ目ヨコバイ亜科セミ科
・日本特産の種類の大型のセミで2番目に大きい
一番大きいのは、ヤエヤマクマゼミと言う、他の種類の
クマゼミです。
・体長は、60~70mm
・翅は透明で、翅の付け根は、緑色
・からだの色は黒一色
・脚の力が強い
■クマゼミの鳴き声や鳴き方は?
・クマゼミの鳴き声はデカイ
セミで鳴くのはオスのみ
羽化してすぐのセミは大きな声で鳴けない
・クマゼミの鳴き声は「シャアシャアシャア」で人によっては、
「しねしねしね」と聞こえることもある
・クマゼミが鳴くのは、日の出から正午まで
朝7:00~10:00がピーク
・クマゼミは、一鳴きすると移動してまた別の場所で鳴く
・雨の日や午後に鳴くことはほとんどない
午後は、あまり動かず樹液を吸って、休んで過ごす
午後鳴いているのは、アブラゼミです。
クマゼミの羽化を観察した時、朝7時から鳴いていたのは、
クマゼミでした。
クマゼミの鳴き声に反応するように、羽化したセミも
少しづつ動き出しました。
クマゼミの幼虫を見つけた木では、クマゼミの抜け殻しか
見つけられませんでした。
それから、セミの鳴き声を気にして聞いていますが、
クマゼミが鳴いているのは、朝のみで昼や夕方は
鳴いていませんでした。
自由研究、セミの一生と鳴き声のまとめ方は?
調べた事をまとめてみました。
「クマゼミの一生と鳴き声について」
①目的、調べようと思ったきっかけ:
・セミが1週間しか生きられない理由を調べてみようと思った。
・「しねしねしね」と鳴くセミがいると聞いて、何ゼミか
調べてみようと思った。
②調べ方、用意したもの:
インターネット
実際外に出て鳴き声を聞いてみる
図鑑
③結果:
■クマゼミの一生
(産卵)
セミのメスは、産卵管を木の幹に突き刺して、1個づつ卵を産みます。
(1年後)
卵は、翌年の梅雨の頃、雨が降った日にふ化します。
(幼虫期)
ふ化した幼虫は、木の表面に出てきて、雨で柔らかくなった土の上に
落ち地中に潜ります。
クマゼミの幼虫期間は4~5年で乾いた場所を好みます。
セミの幼虫は樹液を吸って成長し、約5回脱皮します。
夕方になると木をよじ登り、葉の裏につかまって、
日没後に羽化します。
(羽化)
クマゼミの羽化の様子を観察しました。
しっかりとした翅になるまでに、約24時間かかるそうですが、
私達が観察したクマゼミは、羽化して12時間後には、
飛べるようになりました。
(成虫)
成虫になってからの寿命は、2~3週間から1ヶ月。
この間に相手を見つけて、産卵します。
■クマゼミの特徴
・カメムシ目ヨコバイ亜科セミ科
・日本特産の種類の大型のセミで2番目に大きい
一番大きいのは、ヤエヤマクマゼミと言う、他の種類の
クマゼミです。
・体長は、60~70mm
・翅は透明で、翅の付け根は、緑色
・からだの色は黒一色
・脚の力が強い
■クマゼミの鳴き声や鳴き方は?
・クマゼミの鳴き声はデカイ
セミで鳴くのはオスのみ
羽化してすぐのセミは大きな声で鳴けない
・クマゼミの鳴き声は「シャアシャアシャア」で人によっては、
「しねしねしね」と聞こえることもある
・クマゼミが鳴くのは、日の出から正午まで
朝7:00~10:00がピーク
・クマゼミは、一鳴きすると移動してまた別の場所で鳴く
・雨の日や午後に鳴くことはほとんどない
午後は、あまり動かず樹液を吸って、休んで過ごす
午後鳴いているのは、アブラゼミです。
④感想:
・セミでも種類によって、幼虫期の長さや好みの場所が違っていたり、
同じ種類のセミでも幼虫の時期が違うのには、驚きました。
・クマゼミが午前中しか鳴かないと知って、近くの木で鳴いている
セミの鳴き声を気にして聞いてみました。
クマゼミが鳴いているのは、朝のみで昼や夕方は鳴いていませんでした。
・午前と午後で鳴いているセミの種類が違うと知ってビックリしました。
調べて分かった事を、目的や結果、感想の項目に分けて書くとまとめやすいです。
スケッチブックや模造紙にセミの絵や写真と一緒に紹介するともっと見やすく
なりますよ。
セミの絵は、図書館の図鑑などを参考にしてもいいですね。
まとめ
1.普段の会話から、虫についてお子さんが疑問に思った事をスマホで
調べてみる。
新しい事を知って、面白くなったら、他にも調べてみましょう。
2.調べた事をまとめたり、本当にそうなのかを確かめてみたり
その結果を模造紙やスケッチブックに書くと自由研究に
なります。
3.お子さんが興味を持ちそうな事、友達に思わず話したくなる様な
虫の秘密が分かるといいですね