夏休みの自由研究は、ママにとっても頭が痛いですね。
ママは、虫が嫌いなのに子供が自由研究の課題を
「昆虫」を選んでしまうと、え~!ってなります。
そんなママに図鑑を使って出来る自由研究を紹介しています。
自由研究で図鑑を写すのはOK?
他にも宿題がたくさん出てるのに、手間が掛かりそうな自由研究は
1日で終わらせてほしい。
自由研究のテーマを子供の大好きな「昆虫」にしたのはいいけど、
炎天下の虫探しは、熱中症が心配だし、ママの日焼けも気になる。
図鑑を使って、涼しい室内でも「昆虫」の自由研究が出来ますよ。
図鑑を写す自由研究って大丈夫?って思われるかも知れませんが、
図鑑を見ながら絵を描いたり、調べて分かったこと、
なぜ調べたいと思ったか、などお子さんの感想を入れると
立派な自由研究になりますよ。
昆虫で自由研究するには?
図鑑からお子さんが好きな虫、面白い虫を探して紹介する。
世界にいる珍しい虫でもいいし、身近な虫でも
知らなかった特長が分かる事もあって、楽しいと思います。
●図鑑を見ながら、絵と特徴を書き出す
例えば、ダンゴムシ。
・脱皮して大きくなる
・メスの背中には黄点がある
・ぶつかると右、またぶつかると左と左右交互に進む
(交替制転向反応)
など、面白い特徴もあります。
身近な虫なら、その特徴が本当か、実験して結果を書いてもいいですね。
ダンゴムシなら、日陰にいますし。
虫が嫌いなママでも、飛ばない小さいダンゴムシなら何とか頑張れるかも。
人間と一緒でみんな同じではなく、右右左に進む
個性派もいるようなので観察してみると楽しいかもしれません。
ご自宅に図鑑をお持ちなら、それを使ってもいいし、
涼しい図書館に行くと色んな図鑑があります。
うちの近所の図書館は、図鑑の貸し出しはしてませんでした。
そんな時は、スケッチブックを持って行かれると図書館の机で
書けるので便利です。
図鑑以外の本でも夏休み中は、借りる人が多くて
なかなか戻って来ないので、図書館を利用するときは、
早目に行かれる事をおススメします。
うちの子は、「危険生物」が好きで図鑑をよく見ています。
DVDのクイズの答えまで丸暗記していて、
「この虫は、ここから毒を出す」とか
「この虫に触ったらダメよ」
って教えてくれます。
テレビでも特番があったりするので、興味のある親子も多いと思います。
危険な虫を知っておくと、近寄らないので子供の為にもなりますしね。
うちにある図鑑は、対処方まで載っているので助かります。
世間を騒がせた「セアカゴケグモ」などに限定して、
どんな場所に住んでいるか
噛まれたらどうなるか
噛まれたらどうする
を紹介すると、クラスみんなの為にもなりそうですね。
「危険生物」の図鑑には、虫以外にもクラゲやサメ、カエルなどもいるので、
お子さんが興味のある生き物がいると思います。
自由研究のまとめ方
図鑑を見て分かったことを、画用紙や模造紙、
スケッチブックにまとめさせましょう。
画用紙は、学校に丸めて持って行かなくてはいけないし、
模造紙は大きくて書きにくいので、
スケッチブックがおススメです。
スケッチブックなら、丸めずきれいなまま持って行けるし、
広げたら倍の大きさになり、広く使う事も出来ます。
発表もしやすいと思います。
「危険生物 セアカゴケグモ」
●きっかけ、何でしらべたいと思ったのか
家の近くにいる危険生物を調べたいと思った
●用意したもの
危険生物図鑑
●分かったこと
・太くて丈夫な糸で巣をつくる
・メスは100~200個の卵がつまった
丸い卵のうを4~5個つくる
・オスとメスで色や形が違う
メスの方が大きくて毒が強い
・花壇、外に置いているサンダル、溝、公園の遊具に住んでいる
・外国からの荷物と一緒に運ばれてきた
・セアカゴケグモにかまれても
チクッとするだけで噛み跡も目立たない
時間が経つと、頭が痛くなったり、息が苦しくなったり、
筋肉痛になることがある
噛まれても死なないので、慌てず病院に行く
●感想
・メスの方が大きくて、毒が強いことを知ってビックリした
・公園や学校で遊ぶ時に気をつけようと思った
・病院に行けば治ると知って、安心した
・外国からの荷物について運ばれて来たと知って、
日本の虫も外国に行くのかな?と思った
低学年でまとめるのが難しい場合は、テンプレートを作って手伝うって、
「ここに絵を描いて」、「ここに感想を書いて」と場所を決めてあげると
はかどると思います。
お子さんが自分で出来るところは、極力手を出さず、ちょこちょこ進み具合を
見て「上手に描けてるね~」って褒めてあげて下さい。
進み具合を確認してあげることで、丁寧に書けてなかったり、違う方向に行って
最初からやり直しになる事を防げます。
まとめ
1.図鑑から調べた事にお子さんの感想をプラスして自由研究を完成させましょう
2.進み具合を確認しながら、お子さんの頑張りを褒めてあげて下さい