小児用SUGOCAとは、JR九州が発売している子供用の交通系ICカード。
JR九州の広いエリアで利用するとポイントが付きます。
全国相互利用で首都圏でも使えるので、春休みや夏休み、年末年始の
家族旅行にも電車やバスの移動が楽になる便利なicカードです。
小児用SUGOCAのポイントの貯め方や作り方を紹介します。
小児用SUGOCAとは?
小児用SUGOCAは、JR九州が発売している子供用のICカードです。
小学1年生から作ることが出来、有効期限は、12歳になる年度の
3月31日まで繰り返し使えます。
有効期限を過ぎても、大人用に更新手続きをすると中学生以降も
継続して利用することが出来ます。
SUGOCAのメリットは、利用エリアが九州全域と広く、加盟店で
お買い物してもポイントが貯まるところです。
1枚持っていると、全国相互利用で東京など慣れない旅行先でも
タッチするだけで、電車やバスに乗ることが出来ます。
乗り換えの度に子供用の切符を並んで買う手間もなく、
切符をなくす心配もないのが、親にとっては最大のメリットです。
コンビニなどで電子マネーを使って買い物をすることも出来ます。
SUGOCAの利用エリア
SUGOCAの利用出来るのは、
福岡、佐賀、大分、熊本、エリア
宮崎エリア
長崎エリア
鹿児島エリア
です。
北九州モノレールも利用可能です。
SUGOCAで貯まるポイントとは?
SUGOCAで乗車やお買い物をすると貯まるポイントを「JRキューポ」と
呼んでいます。
JRキューポは、カードの残高でSUGOCAエリア内の駅までの自由席特急
券を購入しても付与されます。
●列車でポイントを貯める
1回の乗車にあたり、自動改札機で引き去った運賃の1%がJRキューポとして
ポイント還元されます。(1ポイント未満は、切り捨て)
北九州モノレールの利用も同様にポイントが付きます。
筑肥線内の駅と福岡市地下鉄の駅との間を利用の場合は、筑肥線部分の利用運賃
がポイントの対象になります。
JR九州のSUGOCAエリア外に乗り越した場合と、他の交通系icカードのエリアを
利用した場合は対象外になります。
●自由席特急券の購入でポイントをためる
SUGOCAのカードの残高を使って、自動券売機でSUGOCAエリア内の駅までの
自由席特急券を購入すると
特急料金X5%
のJRキューポが貯まります。
JRキューポの対象になる自由席特急券の表面には、「ICP」の文字が印字されます。
またJRキューポ対象になる自由席特急券は、自動券売機のボタンがピンク色に
なっています。
- ホーム上に設置してある自動券売機のボタンはピンク色になりませんので、ご注意下さい。
●JR筑肥線・唐津線、福岡市地下鉄でポイントをためる
SUGOCAの残高を使って
「JR筑肥線・唐津線駅入場⇒福岡市地下鉄出場」
または、
「福岡市地下鉄入場⇒JR筑肥線・唐津線駅出場」
を利用すると乗車区間に関係なく10ポイントのJRキューポが貯まります。
※福岡市地下鉄のはやかけんでも同様にポイントが加算されますが、
はやかけんの場合は、はやかけんポイントになります。
※カード残額を使った場合のみポイントが付与されます。
●お買い物でポイントを貯める
SUGOCAをりようしてJRキューポの加盟店でお買い物をすると、
が貯まります。
JR博多シティ、アミュプラザ、シアトルズベストコーヒー、
トランドール、ドラッグイレブン、タイトーステーションなど、
ショッピングモールや飲食店、ドラッグストア、アミューズメント
施設でポイントが付きます。
その他、九州内主要駅のロッカーや九州新幹線の車内販売の利用でも
JRキューポが貯まります。
全国相互利用の対象になるサービス
九州圏内の「はやかけん」や「nimoca」エリア、首都圏の「Suica」
やPASMOエリアなどでも利用可能です。
全国相互エリアで利用した場合、JRキューポのポイントは付きません。
●自動改札機での入出場
●自動券売機・入金機・のりこし精算機などでの入金(チャージ)
●自動券売機でのきっぷ購入
●乗り越し精算
●自動券売機等での履歴表示・印字
●各電子マネー加盟店でのお買い物
※PiTaPaは、電子マネー相互利用サービス対象外です。
小児用SUGOCAの作り方
無記名式のSUGOCAはSUGOCAの発売機能付き券売機で作ることが
出来ますが、小児用SUGOCA乗車券は記名式SUGOCAになるので、
みどりの窓口で手続きが必要です。
みどりの窓口で購入申込書に記入するとすぐ購入できますが、
子供の年齢が確認できる公的証明書の提示が必要です。
また子供用SUGOCAの場合、公的証明書を提示すれば、本人がいなく
ても親が代理で購入する事が出来ます。
子供が小学校に行っている間とか、通勤の途中に作れて便利です。
●公的証明書の例
健康保険証
旅券(パスポート)
身体障害者手帳
知的障害者療育手帳
精神障害者手帳(写真付)
在留カードまたは特別永住者証明書
学生証(写真付)
個人番号カード
住民基本台帳カード(写真付)など
小児用SUGOCAの販売価格
SUGOCAの販売価格は、大人用、子供用に関わらず2,000円です。
発売価格の2,000円のうち500円は使い捨て防止の為のデポジット
(預り金)です。
1,500円分を運賃や電子マネーとして利用することが出来ます。
SUGOCAのチャージ(入金)が出来るところ
残高が減ったら、SUGOCAの表示がある自動券売機、自動精算機、
チャージ機、コンビニやショッピングセンターなどでも入金する
事が出来ます。
チャージは、現金のみで1,000円、2,000円、3,000円、
4,000円、5,000円、10,000円の6種類です。
ホーム上に設置されたチャージ機は、1,000~5,000円までチャージ
出来ます。お釣りが出ないので投入金額がそのままチャージされます。
一部の自動精算機では、不足した運賃を10円単位でチャージ出来ます。
みどりの窓口や列車内、無人駅ではチャージ出来ません。
無人駅で降りる場合は、カード残高を確かめて乗車しましょう!
sugocaのチャージが出来るコンビニ
セブンイレブン
ローソン
ファミリーマート
ミニストップ
デイリーヤマザキ
ポプラ
SUGOCAのチャージが出来るスーパー、ショッピングセンター
イオン
マックスバリュー
SUGOCAのチャージが出来るドラッグスストア
ドラッグイレブン
子供用SUGOCAの特徴と作り方のまとめ
小児用SUGOCAは、JR九州の福岡、佐賀、大分、熊本、長崎、宮崎、鹿児島エリア
の列車を自動的に子供料金で精算してくれる交通系icカードです。
JR九州エリアでの乗車、ポイント加盟店でお買い物するとJRキューポが貯まります。
1枚あれば、はやかけんやnimocaエリア、首都圏の東京でも利用することが出来るので、
春休みや夏休み、年末年始の帰省や家族旅行にあると便利です。
我が家もシルバーウイークに東京に旅行に行った時、初めて子供用のicカードを作りました。
慣れない土地で大きな荷物やお土産を持って、子供の切符を買うだけに並ぶ手間が省けたし、
首からicカードを下げていたので、目的地に着くまでに切符をなくす心配がありませんでした。
自動改札機を別々に通過するので、子供のicカードの残高は、なかなか分からないのですが、
駅の自動券売機で利用履歴を印字したり、電子マネーで買い物をした時に確認する事が出来ます。
チャージ(入金)は、駅の自動券売機やコンビニでも出来て便利です。
これからキャッシュレス化がどんどん進むので、子供にも使い方を教えるいい機会になりました。