nimocaは西鉄が発行している電車にもバスにもお買い物にも
使える便利な交通系icカード。
nimocaのご利用ガイドを見てみると・・・
nimocaエリアの中に北海道の函館が入っているのを
ご存じでしょうか?
福岡のICカードがなんで北海道の函館で使えるん?と
二度見した方にその理由を紹介します♪
nimocaが函館でなぜ使えるのか!その理由とは?
タッチ&ゴーで電車やバスに乗れたり、電子マネーのキャッシュレス決済で
お買い物が出来たり・・・どこの交通系ICカードでも1枚持っていると
全国の相互利用エリアで使えて便利なのですが、他のエリアで利用しても
ポイントがつかないんです。
ポイントや値引き等は、それぞれのICカードの限定サービスになります。
そんな中、福岡のnimocaのエリアは、福岡、大分、熊本、宮崎、佐賀、
そして北海道の函館です。
同じ九州圏の鹿児島県、長崎県をすっ飛ばして、北海道なんです。
ちょっと驚きですよね?
函館市には、nimocaの兄弟、「ICAS nimoca イカスニモカ」が存在します。
名前の由来は、函館名物のイカから名付けられた函館の交通系icカード「イカス」
とニモカの組み合わせです。
福岡のニモカのかわいいフェレットのキャラクターの代わりに厳ついイカが
キャラクターなのかと、ページを見てみると・・・拍子抜けするほどシンプルな
カードでちょっと安心しました。
nimocaは、2008年に誕生し、函館のICAS nimocaは、2017年3月に
誕生しています。
1992年に北海道で初めての磁気カードのICASの機器を更新すると時に
福岡のニモカが採用されました。
その理由になったのは、
「バス路線と他の交通機関を連携させたい!」
「市電と路線バスをICカードを導入して利便性を向上させたい!」
という函館市の思いからでした。
西鉄は、鉄道の他にも日本最大級のバス保有台数を誇る西鉄バスも持っています。
nimocaは、鉄道とバスの複雑な路線の運賃にも対応出来るスペシャルな交通系
icカードだったんです!
ICAS nimocaになる前にも市電とバスの間で「乗り継ぎ割引」が受けられたの
ですが、以前のICASの場合、乗る時に整理券を取って、降りる時に乗務員さんに
目的地を伝えて料金を清算し、乗継券を受け取る・・・などかなり手間が掛かって
いました。
毎回この手続きって面倒ですよね。
それが、ICAS nimocaになって、整理券も取らず、乗継券を受け取る事もなく
タッチ&ゴーで快適になりましたとさ。
ニモカが函館で使える理由のまとめ
何で福岡のnimocaが函館で使えるの?って不思議でしたよね。
福岡県民の私には、電車にもバスにも買い物にもオールラウンドで
使えるのが普通になっていて、他のどのicカードも同じだと思って
いました。
全国にたくさん交通系icカードがある中で、鉄道とバスの複雑な運賃
に対応出来るという理由で福岡のニモカが採用されたなんて、全く
関係ないのに誇らしい気持ちになりました。
ご実家が函館の方は、お盆や年末年始の里帰りにも使ってるよ♪って
方もきっといらっしゃるでしょうね。
函館も福岡のように交通の便がいいのかなぁ。
どんなところなのか、私も行ってみたくなります。
この記事は、朝日新聞デジタルの記事を抜粋して書いています。