御朱印帳が最後のページに近づいたら・・・
「裏って使えるの?」と思ったことは
ありませんか?
御朱印帳のタイプによって、裏が使える場合と
避けた方がいい場合があります。
使い方、裏写り対策とあわせてを紹介します。
御朱印帳の裏は使える?
和紙には、表と裏があります。
お習字の時と同じ様に、つるつるした面が「表」、
ザラザラした面が「裏」です。
●使える場合
お使いの御朱印帳が、アコーディオンのような蛇腹タイプの
の場合、裏面も使えます。
蛇腹タイプは、和紙が分厚く二重になっていて、
裏面の和紙も「表」になっています。
●避けた方がいい場合
避けた方がいい場合は、単帖と呼ばれるノートタイプです。
各ページが一重になっている場合、裏面の使用はおすすめしません。
単帖は、いくら分厚い和紙が使われていても、裏写りしやすいです。
また一重の和紙の場合、裏面は、ザラザラした和紙の「裏」に
なっています。
ザラザラした和紙の「裏」は書きにくく、御朱印を頂くのは、
失礼になります。
また、和紙の「裏」は、にじみやすいです。
単帖の場合は、表面のみを使いましょう。
御朱印帳の蛇腹式の使い方は?
蛇腹タイプの御朱印帳のいい所は、頂いた御朱印を横に
ずらっと並べて見られることです。
お寺や神社、宗派ごとに御朱印帳を分けた方がいいと
いう説もありますが、厳密な決まりはありません。
お寺や神社によって、考え方も違いますが、
神社で「お寺の御朱印が入っているから」と断られるとか、
失礼になる事はありません。
同じ御朱印帳の中で神様がケンカする事もありません。
「神社用」「お寺用」と分けるのが好きな方、
参拝した日付順になっているのが好きな方、
ご自分の「こだわり」で自由に使って下さい。
また、表面が終わってしまったら・・・
裏面は、右から?左から?とどちらから始めたら
いいのか迷ってしまいます。
そんな時は、縦書きの本を思い出して下さい。
本は、右側からになっていますので、御朱印帳の
裏側も右側からすすめて下さい。
蛇腹タイプの御朱印帳は、そのままバックに入れておくと、
中で開いてしまったり、ページが折れ曲がったりします。
ありがたく頂いた御朱印は、ブックバンドやポーチに入れて
綺麗に保ちましょう。
100均のアイテムでも代用出来ます。
ビニール素材の物なら、雨の日でも安心です。
16cmx11cmの御朱印帳なら、A6サイズで入ります。
私は出し入れしやすい様にA5を使っています。
もっとこだわりたい方は、かわいい御朱印ポーチも
たくさん出ていて、持ち歩くのも旅の楽しみになりますね♪
御朱印帳の裏写り対策は?
蛇腹タイプは両面使えることを知ったら、両面隙間なく
ビッチリ埋めたいですよね?
御朱印をもらっていると気になるのが裏写り。
神社で和紙やティッシュをはさんでくれたり、
分厚い和紙で吸収してくれるのですが、
場所によっては、墨たっぷりの太い筆でダイナミックに
書いて頂ける事もあります。
裏写りで汚れたら、そのページに新たに御朱印を書いて
頂く訳にもいかず、白紙で残ります。
それが嫌で、「表面だけしか使わない!」と言う
方もいらっしゃいます。
ちょっとした工夫で裏写りを防止する方法があります。
御朱印帳を選ぶ時の紙質にこだわったり、
書道用の吸い取り紙や下敷きを使うと効果的です。
下敷きも100均の材料で簡単に出来るので、
ぜひ作ってみて下さい。
まとめ
蛇腹タイプの御朱印帳は、裏も使えます。
御朱印帳は、必ず、神社とお寺に分ける必要はなく、
使う方のこだわりで好きな様に使う事が出来ます。
御朱印帳カバーはブックバンドを使えば、バックの
中で御朱印帳が開いたり、ページが折れ曲がったり
する事を防げます。
ビニール素材のものを選ぶと、雨の日も安心です。
裏写り対策をして、両面をビッチリの素敵な御朱印帳を
完成させて下さい♪