「はやかけん」とは、福岡市地下鉄が発行している交通系ICカード。
子供用の「はやかけん」も発売しています。
普段の地下鉄の利用以外にもお買い物や東京などの首都圏でも相互利用が
出来るので家族旅行のおともにピッタリです♪
はやかけん子供用とは?
「小児はやかけん」とは、福岡市地下鉄(空港線・箱崎線・七隈線)全線と
全国の相互利用サービスエリアでの利用料金が自動的に子供運賃に割引される
交通系icカードです。(一部利用出来ない交通事業者あり)
その他、福岡市博物館、市民体育館など福岡市の施設でも使う事が
出来ます。
地下鉄沿線には、福岡市動植物園や福岡市博物館、福岡市美術館、福岡市科学館、
福岡タワーやキャナルシティ博多、アンパンマンこどもミュージアムがあるので、
地下鉄をよく利用する子におススメの交通系icカードです。
はやかけんポイントとは?
はやかけんの特徴に3種類のポイントがあります。
①乗車料金に応じたポイント
1か月(毎月1日~末日)の地下鉄乗車金額x2%が基本ポイント。
さらに乗車料金によって、ボーナスポイントが付きます。
(100円未満は切り捨て)
●1,000円以上 3,000円未満 + 50ポイント
●3,000円以上 5,000円未満 +200ポイント
●5,000円以上 8,000円未満 +350ポイント
●8,000円以上10,000円未満 +600ポイント
●10,000円以上 +800ポイント
12,000円までが上限で以降のポイントは固定になります。
子供運賃で半額なので1か月でここまで使う事はないと思いますが、
50ポイントくらいはもらえるかもしれません♪
②福岡市地下鉄⇔JR筑肥線 乗り継ぎポイント
はやかけんのカード入金額で姪浜駅をまたがって、JR筑肥線⇔地下鉄線を
利用すると10ポイントもらえます。
<対象区間>
JR筑肥線(下山門~西唐津間各駅)⇔地下鉄線(空港線・箱崎線・七隈線各駅)
③ひと駅ポイント
はやかけんで地下鉄の1駅区間を利用すると、1乗車につき50ポイント付きます。
(大人の場合は、100ポイント)
1か月間(毎月1日~末日)の付与上限は、10回までです。
これは、お隣の駅まで歩かずに地下鉄を利用するともらえるポイントです。
大人の半分の50ポイントですが、ちょっとそこまでを地下鉄に乗ってラクに
移動すると月10回で500ポイントになります♪
※残念ながら、東京など他県の鉄道会社の利用は出来ますが、ポイントは付きません。
④その他の使い方
春休みや夏休みのお出掛けで1日に何度も地下鉄に乗る場合は、はやかけん内の
電子マネーを利用して1日乗車券を購入する事も出来ます。
福岡市地下鉄の1日乗車券の値段は、大人640円、子供320円で地下鉄線内の
(姪浜~福岡空港・貝塚間、橋本~天神南間)をフリーパスで乗車出来ます。
また1日乗車券には、アミューズメント施設や飲食店、商業施設などの特典も
受けられます。
行く予定の施設が入ってるかもしれないので、要チェック!です。
はやかけんポイントの有効期限
はやかけんのポイントは、毎月1日~末日の利用分が翌月10日に付きます。
ポイントの有効期限は、ポイントを付与された月から1年後の月末まで。
有効期限内に券売機・精算機でポイントをチャージしないと失効してしまうので、
要注意です!
ポイントは、乗車料金や電子マネーとしてお買い物に利用出来ます。
はやかけんでお買い物が出来るお店は?
はやかけんのサービスマーク、交通系ICカードのシンボルマークの他、
kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、ICOCA、nimoca、SUGOCA
のサービスマーク着いたお店や自動販売機で利用することができます。
関西の阪急や近鉄などの私電が発行しているPiTaPa加盟店では利用出来ません。
電子マネーを利用した場合のポイント付与はありません。
全国相互利用の対象になるサービスは?
●改札機での入出場
●バス車載機での乗降車とチャージ
●自動券売機などでのチャージ
●残高履歴の表示と印字
●カード入金額を利用した自動券売機での乗車券などの購入
(関西の阪急や近鉄の私鉄が発行しているPiTaPaエリアを除く)
●各加盟店での電子マネーによるお買い物
(PiTaPaエリアを除く)
子供はやかけんの作り方
はやかけん子供用は、記名式はやかけんで記名されて本人のみが利用できる
カードで1枚のみ発行出来ます。
購入時に名前、性別、生年月日、電話番号の登録が必要です。
販売場所は地下鉄全駅にあるはやかけんマークがある券売機、または、
姪浜・西新・天神・博多・貝塚・別府の各駅にある定期券売り場で
本人確認の為の公的証明書があれば、即日発行出来ます。
子供用icカードの場合、お子さん本人がその場にいなくても親が代理で
購入する事が可能です。
子供用icカードに必要な公的証明書とは?
お子さん本人確認できる公的証明書
(例)
健康保険証
旅券(パスポート)
身体障害者手帳
知的障害者療育手帳
精神障害者手帳(写真付)
在留カードまたは特別永住者証明書
学生証(写真付)
個人番号カード
住民基本台帳カード(写真付)など
●はやかけん子供用の作り方
<券売機で購入の場合>
①券売機の画面から「ICカード」を選ぶ
②「ICカード購入」を選ぶ
③「記名ICカード」選ぶ
④個人情報の取り扱いについてに「同意する」を選ぶ
⑤「こども」を選ぶ
⑥名前を入力して「確認」を押す
⑦性別を入力する
⑧生年月日を入力して「確認」を押す
⑨電話番号を入力して「確認」を押す
⑩入力内容を確認して「確認」を押す
⑪チャージする金額を選ぶ
1,000円、2,000円、3,000円、
4,000円、5,000円、10,000円
から希望の金額を押す。
⑫お金を入れる
本人確認の公的証明書を駅員さんに見せると発行出来ます。
チャージする金額の中には、使い捨てを防止する為に500円のデポジット
が掛かります。
デポジットとは、預り金のことでカードをICカードが不要になった時、
解約すると返金されます。
デポジットは、乗車料金としては利用できませんのでご注意下さい。
はやかけんのチャージ方法と残高を知る方法
自動改札機を通る時、残高が表示される改札機もありますが、
子供がICカードで自動改札機を通る時の残高を確認するのは難しいですよね。
そんな時は、音でチェックする方法がありますよ!
ピピッ♪と2回鳴ったら残高が1,000円を超えている合図、
ピピピッ♪と3回鳴ったら、1,000円以下になっているので、そろそろ
自動券売機でチャージかな?の目安になります。
全国の鉄道会社の自動券売機でも同様にチャージが出来ます♪
また自動券売機では、カード残高や利用履歴を印字する事も出来ますので、
ちょこちょこ確認しておくと、我が家の様に私が通過した後、子供だけが
残高不足で自動改札機のゲートに捕まって、乗り越し精算機でお金を払う為に
駅員さんに「子供の乗り越し精算したいので、中に入っていいですか?」って
アタフタしなくて済みます( ^ω^)
コンビニでチャージすることも出来ます。
対応しているコンビニは、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、
サークルK、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、
New Daysと多いです。
お菓子や飲み物、お弁当を買うついでに事前にチャージしておくと、
乗り遅れずに済みますね。
はやかけん子供用のポイントと特徴、作り方のまとめ
はやかけん子供用は、福岡市地下鉄を利用するとポイントが貯まってお得になる
icカードです。
1枚持っていると東京などの首都圏や他の県に旅行に行った時も、電車やバスに
乗る時、同じようにタッチするだけで使う事が出来ます。
また提携のコンビニや飲食店、自動販売機など提携のお店で電子マネーとして
買い物をすることも出来ます。
他県で乗った電車やバスの運賃、お買い物で使った電子マネーは、ポイントの対象に
なりません。
福岡に住んでいる子で地下鉄にのる機会が多い、2,3日で解約せずにずっと使って
たまに行く旅行先でも使いたい家族におススメの子供用icカードです。
旅行する期間の2,3日だけ子供に持たせたい場合は、旅行先で発行して、解約して
帰って来る方がお得です♪
ぜひ比べてみて下さい。