ベビースイミングを始めてみようかと
思ってるけど・・・中耳炎が心配。
水いぼなどスイミングで気をつけたい
病気を紹介しています。
ベビースイミングで中耳炎になるの?
「スイミングをすると中耳炎になる」って聞いたことはありませんか?
まだしゃべれない赤ちゃんが中耳炎になったら、
耳に水が入ったらどうしようって心配になりますよね。
中耳炎の原因は、風邪などのウイルスどが中耳部分に入って炎症を起こす事。
水泳が原因で中耳炎にはなりません。
耳の機能が未熟で、耳と鼻をつなぐ耳管が短い
6ヶ月から1~2歳がピークと言われています。
また、プールの水は鼓膜の中には入らないので大丈夫!ですよ。
もし、赤ちゃんが気にする程、耳に水が入ってしまえば、
ぐずったり、耳に触ると思うので、頭を横にして
タオルの上に寝せてみると抜けます。
スイミングが原因で中耳炎になる事はありませんが、
風邪などで中耳炎になるとプールに入れないことがあります。
急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎になると・・・
・中耳炎で膿が溜まると、鼓膜に穴が開き、耳垂れが出たり
発熱することもある。
・中耳炎はうつりませんが、治るまで1~3ヶ月掛かる事がある
・医師から特別に指示がなければ、プールに入れる
・鼓膜を切開していると「お休みしたほうがいい」と言われる事もある
耳鼻科の先生と相談しましょう。
上の子が2歳の時、滲出性中耳炎になった事があります。
鼻水がよく出ていたのですが、「鼻水くらい大丈夫だろう」と
そのままにしていました。
あまりにも治らないので、耳鼻科に行ったら、
羽交い絞めにされて、鼓膜を切開、ギャン泣きでした・・・
通院は2週間程でしたが、トラウマで耳鼻科に行きたがらないです。
耳が痛くなると、機嫌が悪くなったり、訳もなく泣いたり、
耳をよく触っているようです。
私は、そのサインに気付けず失敗しました。
赤ちゃんの様子をよくみてあげて下さい。
鼻水が多いと中耳に菌が繁殖しやすいので、こまめに鼻を吸ってあげましょう。
自分で鼻がかめない赤ちゃんには、電動の鼻吸い機がおススメです。
スポイド式やストロー式も試したのですが、私は、上手く使えませんでした。
友達から「耳鼻科に通う回数も減らせるし、こまめに吸ってあげられていいよ」って
薦められて、思い切って購入しました。
耳鼻科みたいなシリコンのノズルが付いていて、ビックリするくらい吸えますよ。
取った鼻水は水と一緒にポットに溜まるので、汚くないし、洗えるのも魅力です。
上の子は耳鼻科で鼻を吸われる度に大暴れしますが、
この電動鼻吸い機だと、面白がって自分で吸ってくれますよ。
下の子はギャン泣きしていますが、親が抱っこして取ってるので、
耳鼻科の時よりも少しマシな気がします。
周りでも使ってるママ、多いですよ。
耳鼻科の待ち時間が減らせるのが、嬉しいです。
ベビースイミングで水いぼがうつる?
夏になると子供たちの間で流行りだす水いぼ。
水いぼってどんなのか知ってますか?
・80%以上が10歳未満で発症し、ウイルス感染が原因
・一般的な表面が乾燥して硬いいぼとは違い、
表面がツルツルしていて光沢がある
・大きさは5ミリ以下で中心が少し凹んでいる
・手足以外にも胸、おなか、背中、脇の下、ひざの裏にも出来る
・ほとんどの場合は、痛みもかゆみもない
水いぼが何かの刺激で破れ、飛び出したウイルスが皮膚にふれるとうつります。
また直接ウイルスに触れなくても、タオルや衣類、プールのビート板などから
ウイルスが広がることがあります。
同じプールに入っただけでは感染しないので、
皮膚科の先生たちの「プールに関する委員会見解」では、
水いぼがあってもプールに入ることは問題ないとされているそうです。
ただし、プールでは直接肌に触れる機会が増えるので、
「水いぼの時はお休み」というルールを設けているスイミングスクールも
あるので、確認してみましょう。
●プールでの感染を防ぐ方法
塩素で消毒されているプールの水で、水いぼのウイルスが
生存出来るかどうかの明確なデータはありません。
破れた時、ビート板などによく触れるわきの下や腕の内側に
出来る事が多いので、可能な限り一緒に使用する事を避けましょう。
プールの後にはシャワーでしっかり身体を洗い流すことが大切!
●水いぼの治療
14~50日程度の潜伏期間が経過すると現れ、
半年から数年で免疫が出来て、自然治癒します。
プールに早く入りたいなら、治療される方がいいと思います。
ピンセットを使って除去する方法が一般的で
少ないときに除去すれば、身体に広がるのを予防出来ます。
ピンセット治療、小学生の甥がしてました。
かなり痛いそうが広がらずに早く治りましたよ。
ベビースイミングで気になる病気は?
スイミングで気になる他の病気を紹介します。
赤ちゃんだけでなく、大人もかかる病気ですので、
知っておくと安心です。
●外耳炎
・水泳をして耳に水が入って気持ちが悪いので指先で耳かきなどをする事が原因。
外耳道をいじる事で傷が出来て、細菌感染を起こしおできができる。
・耳垢がつまっていると、おできが出来やすいので、耳垢をとってから泳ぐ
・水泳の時には、指先で耳をいじらない
・赤ちゃんの爪はすぐ伸びるので、
傷にならない様にこまめに切ってあげましょう
眠たい時もよく耳を触るので、区別が難しいですが、
プールの時、赤ちゃんが耳を触っていないか見てあげてください。
大人の場合、綿棒で耳の掃除をしすぎても外耳炎になる事があります。
気持ちがいいですが、ほどほどがよさそうです。
●副鼻腔炎(ちくのう症)
・原因は、風邪やインフルエンザのウイルスによる感染
潜水で副鼻腔の気圧調整がうまくいかないことが
原因になる場合もある
・良くなったり、悪くなったりを繰り返し、治療に時間がかかる
長い場合は、数ヶ月以上かかることもある
・プールは、鼻が水の中に浸かっている時間が長いので、
ちくのう症には、よくない
・治療中で鼻水が多い場合は、プールはお休み、
鼻水が少ないなら、プールには入れるが浸水は避けた方が○。
・プールの前後には、片方づつ鼻を軽くかむ
プールの後に鼻の調子が悪くなるようなら、プールをお休みする
■症状
・鼻が詰まるので、頭がボーっとする
・鼻が喉に流れてくるので咳がでる
・鼻が詰まって息苦しいので、口をあけたまま
・鼻風邪とまぎらわしい
・集中力がなくなる
・青い鼻水がでる
まとめ
1.スイミングが原因で中耳炎になりません。
2.病気の症状によっては、プールに入れない場合があります。
医師に相談しましょう。
3.赤ちゃんは、具合が悪くても自分で言えないので、
いつも様子を見てあげましょう。