円形脱毛症と併発する甲状腺や膠原病の病気とは？血液検査で解明？

円形脱毛症がなかなか治らない・・・
それは、他の病気を併発している可能性があります。

血液検査で分かる病気について紹介しています。

　

　　

円形脱毛症で併発する甲状腺や膠原病とは？

　円形脱毛症の治療を皮膚科でしているのに、あまり効果がない。
　もしかすると、他の病気かもしれません。

　思い当たる症状症状はありませんか？

■膠原病（こうげんびょう）が疑われる症状

　・３７℃前後の微熱が続く
　
　・発疹が出た

　・赤斑が出た

　・手足や指がしびれる

　・手足の指が白くなったり、紫になる。

　・関節が痛む

　

■甲状腺機能低下が疑われる症状

　
　・急に抜け毛が増えた

　・乾燥や寒さに敏感

　・顔がはれぼったい

　・目や口の周りがむくむ

　・疲れ、だるさが抜けない

　・動悸がする

　・発汗（手に汗をかく）

　
　更年期障害の症状に似ているので、注意が必要です。

円形脱毛症の血液検査で何が分かる？

　内科で血液検査を受けることで分かる病気や
　脱毛する原因についてまとめてみました。

　この病気を治す事で、円形脱毛症が改善される場合があります。
　
　

●血液検査で分かる病気と原因

　

　

　

　

甲状腺の病気と膠原病は血液検査で簡単に調べる事が出来て
早期に発見出来る可能性が高いです。
　
命に関わる程、重症化している場合もあるので、
一度、内科（内分泌内科、糖尿内科）で血液検査を受けましょう。

私がバセドウ病を発症した時期とは？

　　私の場合は、小学３年生から６年生まで円形脱毛症の治療をしていました。
　　その後、治療はしていないのですが、専門学校を卒業し、２０歳で社会人に
　　なった頃、バセドウ病を発症しました。
　　
　　全く気付きませんでしたが、思い返してみると、
　　高校生の頃から気になる症状が出ていました。

　　バスや電車の中で突然動悸がする事がよくありました。
　　心臓がドキドキして、息の仕方を忘れる感覚でした。

　　心の中で「吸って～、吐いて～」って思いながら呼吸してたのを
　　思い出しました。

　　手はいつも汗ばんでいて、よくハンカチで拭いていました。

　　健康診断で「心雑音の疑いあり」で引っかかったのもこの頃でした。

　　
　　家族にバセドウの人はいませんが、叔母が甲状腺の病気でした。

　　バセドウ病が分かったきっかけは、夕食の魚を食べて赤い蕁麻疹が出たこと。
　　家族みんな同じものを食べたのに、私だけ魚にあたったと思い、内科を受診しました。
　　
　　私の症状を見て、「大きな病院で調べておいで」とすぐに大きな病院の
　　糖尿内科に紹介状を書いてもらいました。

　　それから２０年以上、血液検査と投薬治療でこの病気と付き合っています。

　　バセドウ病の診察で「きついでしょう？」と聞かれるのですが、
　　人と比べないのできついが分かりませんでした。

　　自分ではそれが当たり前だったので、ものすごくきついか？と
　　言われれば、そうでもなく、「普通にきついかな」としか
　　答えられませんでした。

　　私は、症状が軽かったのか、鈍感なのかもしれません。

　　
　　バイト先で薬を飲んでいたら、「あなたもそれ飲んでるの？」と
　　声を掛けられたおばさんもバセドウ病で、
　　きつくて布団から起きられなかったと言ってました。

　　トイレに行きたくても、２階から１階に降りることが出来なかったそうです。

　　私の友達も円形脱毛症と併発はしていませんが、２人発症しています。
　　
　　以外に身近な病気だと思います。

　　そして、なかなか治りません。
　　
　　少しでも「あれ？何か変？」と感じたら、血液検査をする事をオススメします。

まとめ

１．円形脱毛症以外に体調不良を感じたら、内科を受診しましょう。
　　他の病気を併発している可能性があります。

２．血液検査をする事で、併発している病気が分かり、
　　円形脱毛症が改善される事があります。