産後の円形脱毛症の治療と原因は？予防法を紹介（経験談あり）

投稿日：2018年4月4日更新日：2018年4月18日

産後の円形脱毛症や治療や原因,
今から出来る予防法について
私の経験を交えて紹介します。

産後の円形脱毛症の治療と原因は？

　出産後、一息ついた頃、突然ゾロゾロと抜け出す髪の毛に
　ゾッとした事はありませんか？

　産後の抜け毛は、出産経験者の約７割の人が気にしています。

　「髪は女の命」って言いますもんね。
　　　
　産後４ヶ月頃～半年ほど抜け毛の量が多くなります。
　
　約半年～１年ほどで自然に回復する場合がほとんどですが、
　円形脱毛症にまで悪化してしまうケースもあります。

　では、なぜ産後は抜け毛が多いのでしょうか？

●産後、円形脱毛症になる原因とは？

　脱毛が起こる原因は、女性ホルモンのバランスの乱れです。
　
　女性ホルモンには、、髪が抜けないように保つ働きがあり、
　妊娠中は、女性ホルモンが増加するので、髪は抜けにくくなります。

　私の場合は、とても髪が少ないので、妊娠中は、髪が多くなった様に感じました。

　産後は、赤ちゃんが体外に出るので、今まで赤ちゃんに使っていた
　栄養やホルモンが母親の体内に残り、バランスを崩し脱毛します。

　また母乳育児の場合、栄養をとられてしまうので、頭皮の血流が悪くなり、
　脱毛することがあります。

　子育てで睡眠不足などのストレスが加わると、円形脱毛症にまで発展
　する事もあります。
　
　また、一人目と二人目の出産では抜け毛の量が違う場合があります。

　私の場合、長男の出産後にほとんどの髪が抜けました。
　出来ちゃった結婚で生活が一変したことが原因ではないかと思います。

　仕事も深夜から夜や夕方の時間帯に変更してもらったり、
　自分の親や夫の両親に妊娠した事を報告、結婚式の準備、
　新生活の為の引越しの準備・・・
　　
　Liveと海外旅行が大好きだったので、行けなくなる事への落ち込み、
　親になる事への不安が期間限定で一気に押し寄せてきました。

　自分では気にしてないつもりでも、体と心がその変化に付いていけなかった
　のかもしれません。

　義理の両親が心配して、
　「ストレスがあるんじゃない？かつら買ったがいいんじゃない？」
　と言ってくれました。

　実は私、小学３年生の時に円形脱毛症で
　３年間治療してた事があります。

　全くないと言っていいほどの脱毛を経験してたし、
　治療が終わっても季節の変わり目には、出来てたりしたので、
　やっぱり・・・という感じでした。

　「あの時と比べたら、マシだから大丈夫よ」と
　義理の両親に言いながら、自分に言い聞かせていました。

　本当の気持ちは、
　このまま、また生えなかったらどうしよう　でした。

　自分が病気の時は、自分が治る事だけを考えればよかったのですが、
　親になると、
　ハゲのお母さんの子はいじめられるんじゃないか？とか
　遺伝するんじゃないか？とか、
　子供の心配の方が多かったです。

　また円形脱毛症になると恥ずかしくて美容室に行きたくないですよね。

　私は、後ろ髪だけがのびていて、落ち武者んスタイルって呼んでました。
　髪を切りに行きたくても、子供を置いて行けないのがストレス、
　人に見られるのがストレス、落ち武者になってるのがストレスでした。

　私が小学生の時、円形脱毛症になったお陰？で妹は美容師になったので、
　美容室には行きやすかったです。
　妹に子供をみてもらって、髪を切りに行ってました。

　早く元気な髪が生えてくるように、弱ってる部分を揃えてくれたり、
　育児の悩みを聞いてくれた上に、育毛剤やマッサージもしてもらえて、
　とてもリラックス出来てよかったですよ。

　運よく、半年程で抜け毛も止まり、また生えてきました。

　次男の時も抜け毛は、排水溝が詰まる程多く、また円形脱毛症になりましたが、
　長男の時と比べたら半分位でした。

　子育ての経験もある程度あって、強くなってたんでしょうね。
　
　心配事の数が少なかったお陰だと思います。

　抜け毛は減りましたが、横着になりすぎて、母乳育児なのに
　長男の時の様に痩せれないのが残念ですが・・・

　現在、産後９ヶ月、抜け毛も治まって、また髪が生えてきましたよ。　
　

●産後の円形脱毛症の治療法

　産後の抜け毛は避けられないのが現状です。

　円形脱毛の箇所が少なければ、必ずしも治療をする必要はないでしょう。

　赤ちゃんのお世話が板についてくる頃、ゆっくりと治ってきます。

　どうしても気になるようでしたら、育毛剤や髪に優しいシャンプーを
　使ってみるのもいいと思います。

　私もスプレータイプの女性専用の育毛剤をロハコで購入して使っていました。
　近所のドラッグストアよりも安く買えて、家まで届けてくれて、
　赤ちゃんがいるママには、とっても助かると思います。

　お店の人に「育毛剤を買ってる」って思われないのも魅力でした。

　高くない育毛剤でしたが、効果はあったと思います。
　ケアをしてる行為で「大丈夫！」と思えました。

　もし、１年以上経っても改善が見られない場合は、
　重症化している可能性があるので、皮膚科を受診しましょう。

　円形脱毛症の種類について
　

産後の円形脱毛症を防ぐには？

部屋を掃除しても、掃除しても、髪の毛だらけ・・・
抜けるのは仕方がないにしても、何とか防ぐ方法はないの？

日ごろの生活で心がけたい、産後の抜け毛を防ぐ方法を
紹介します。

●産後の抜け毛を防ぐ方法

　　　　・睡眠をしっかりとる

　　　　　赤ちゃんのお世話をしていると「規則正しい生活」って無理がありますが、
　　　　　赤ちゃんが寝てる間、ママも出来るだけ寝てください。

　　　　　寝る前は、スマホを見ない方がよく眠れます。
　　　　　赤ちゃんが寝た後のお楽しみ♪なのはよく分かりますが
　　　　　寝る前にメールを１件見るだけで、コーヒー２杯分にも
　　　　　値するそうです。
　　

　
　　　　・バランスのいい食事

　　　　　母乳ととママの体の為に、バランスのいい食事を心がけましょう。　

　　　
　　
　　　　・ストレスをなくす

　　　　　①育児を分担する

　　　　　　赤ちゃんのお世話を一人で背負ってしまわず、
　　　　　　旦那さまや家族と協力して育児分担をしましょう。

　　　　　　旦那さまは、「母親にしか出来ない」と思っていて、
　　　　　　何を手伝っていいか分からない事が多いようです。
　　　
　　　　　　お風呂に入れてもらうなど、お父さんにも手伝ってもらえる事が
　　　　　　たくさんあります。
　　　　　　「パパの大きな手でだと、安心出来て好きみたい」って
　　　　　　上手に褒めながら、家事に育児にどんどん参加してもらいましょう。

　　　　　　
　　　　　　うちは、長男の保育園の送りを夫と義理の両親にお願いしたり、
　　　　　　ジムに行く前には、お洗濯を干すか、食器を洗ってもらったり、
　　　　　　早く帰って来た時は、お風呂に入れてもらったり、
　　　　　　あの手この手で、育児に参加してもらってますよ。

　　　　　②適度な運動をする
　
　　　　　　アフタービクスやヨガなどに参加して体を動かしましょう。
　　　　　　よく眠れるようになり、産後の体型を戻す効果も期待できます。
　　　　　　赤ちゃんと一緒に参加出来たり、
　　　　　　産婦人科で赤ちゃんを預かってくれるサービスもあり、
　　　　　　一人の時間を作れるチャンスです。

　　　　　　
　　　　　　私は、産婦人科のアフタービクスに１回５００円で通ってました。
　　　　　　寝返りをする前までの赤ちゃんを助産師さんが別の部屋
　　　　　　で診てくれるので、自分の為に時間を使えるのが楽しみでした。

　　　　　　同じ月齢の赤ちゃんばかりなので、お友達も出来て、
　　　　　　お喋りで心を運動で体をほぐせて、リラックスできました。
　　　　　

　　　　　　首が据わってからは、近所の教会のヨガ教室に行ってました。
　　　　　　赤ちゃんと一緒に参加出来て、泣いたら授乳したり、
　　　　　　おやつを食べさせたり出来るゆる～いヨガ教室です。

　　　　　　ヨガのポーズも難しいのではなく、赤ちゃんのお世話で痛くなった
　　　　　　肩、腰、首のストレッチを入れてもらえるので
　　　　　　帰る時には頭も体も軽くなります。

　　　　　　ゆっくりと眠れるようになりました。
　　　　　　

　　　　　③子育てイベントに参加する

　　　　　　赤ちゃんがいるとなかなかお出かけ出来ませんよね。

　　　　　　美容室に行ったり、お茶したり、一人になれる時間が
　　　　　　ちょっとでもあれば嬉しいのですが、それも叶わない時、
　　　　　　子育てイベント参加するといいですよ。

　　　　　　赤ちゃんと一緒に参加出来る、ホテルランチ付きのイベントや
　　　　　　映画の上映、音楽イベントがありますよ。
　　　　　　化粧品やベビーグッズのサンプル品がもらえたり、
　　　　　　参加費が無料のところも多いです。
　　　
　　　　　　子育てママ対象なので、授乳室やおむつを替えるスペースに
　　　　　　困らず、赤ちゃんが泣いてもお互いさまなので、気になりません。

　　　　　　お子さんも家でママと二人でじっとしてるより、
　　　　　　色んな人に会った方が楽しくて、人見知りしないかもしれませんね。

　　　　　　私が今まで行ったのは、近所のコミュニティセンターの映画鑑賞、
　　　　　　大学でやってた空き缶などを使って、アフリカの音楽を教えてくれるイベント、
　　　　　　ホテルでランチを食べながら、ママゴスペルや子育て情報が聞けるイベント
　　　　　　などです。
　　　　　　　
　　　　　　歩いて行ける距離に、「こどもプラザ」があるので、
　　　　　　そこにも遊びに行ってます。
　　　　　　手作りのおもちゃや、本の読み聞かせ、英語の本の読み聞かせ、
　　　　　　リトミックやお誕生会、お悩み相談もありますよ。
　　　　　　

　　　　　　どんどん、お出かけしましょう。