7月の博多のお祭りと言えば・・・
「博多祇園山笠」です。
7月1日に飾り山が街中にお目見えすると、
15日の追い山まで色んな行事があります。
山笠の行事は、日程によって時間や場所が
違うので注意が必要です。
子供と山笠を見るのにおススメの行事や
服装、長いコースの中から、私が見た
見物のポイントを紹介します。
博多山笠を子供と見るなら?
子連れなら断然、明るい時間に見れる「追い山ならし」か
「集団山見せ」がおススメです。
■追い山ならし
・日程 7月12日
・時間 午後3時59分
追い山のリハーサル。
本番より1キロ短い廻り止めまでのコースです。
走る飾り山が見れるのは、この日と15日の追い山のみです。
■集団山見せ
・日程 7月13日
・時間 午後3時30分
呉服町交差点~市役所の間を折り返す約2.1キロのコース。
この2日間は、観覧し終わった後に、飾り山を見て歩けるのも魅力です。
走るコースが違うので、事前に確認しましょう。
飾り山は、14日の深夜までの展示で、15日の追い山の日は見れません。
私達は、追い山の日まで飾り山が見れるだろうと思っていたのですが、
追い山が終わった頃には、囲いだけになっていました。
飾り山を見るなら、14日までに行きましょう!
年によっては、追い山ならし、集団山見せとも平日で、追い山のみ週末の
事もあります。
■追い山
・日程 7月15日
・時間 午前4時59分
櫛田神社~ホテルオークラ前までの5キロのタイムレース。
朝が早いので、15日の追い山に行く場合は、お昼寝必須です。
うちは、お昼寝させたかったんですが、バタバタで時間が取れず、
案の定、家族全員寝坊して、起きたのは4:30でした。
予定よりも1時間の寝坊で臨時電車に乗り遅れ、急遽、
車で行く事になりました。
博多山笠の服装は?
■追い山ならし、集団山見せ編
午後の暑い時間帯に炎天下で見ることになります。
涼しい服装と帽子、お茶を持って出掛けましょう!
うちは、ちょっとでもお祭り気分を味わわせたいので、
甚平で出掛けます。
甚平は、花火大会や近所のお祭りに行く時にしか
着るチャンスがないので「お祭り」の時には、
兄弟お揃いの甚平で出掛けます。
甚平は裾が広く、歩きやすいし、素材も涼しい生地で
出来ているので快適です。
子供はすぐ大きくなるので、かわいい甚平を着せて、
飾り山の前で写真を撮ってあげるといいですよ。
■追い山編
クライマックスの追い山を見に行く場合、朝が早いので、
寝起きが悪いお子さんや、小さいお子さんは、着替えで
ぐずらない様に、甚平など着替えずに出かけられる服装
で寝せるといいですよ。
うちは、二人とも甚平を着せて寝せました。
甚平だとお祭り気分も味わえるし、ゆったりなので、
そのまま寝ても寝苦しくありません。
寝坊したので、着替えさせる手間もはぶけて、ちょうどよかったです。
出掛ける直前に山笠柄の手ぬぐいを首に掛けて、山笠気分♪になりました。
手ぬぐいがあれば、汗をかいても、勢い水がかかっても拭けて便利です。
足元は、サンダルで行きました。
サンダルなら水がかかっても、大丈夫です。
ギュウギュウ詰めの所で見る場合は、子供は大人の中に埋もれれしまって、
足を踏まれる可能性があるので抱っこしてあげて下さい。
朝早いので日差しはありませんが、人も多いし暑いです。
お茶を忘れずに持って行きましょう!
人が多いところでは、自販機のお茶も買えないほどらしいです。
博多山笠の見物ポイントは?
山笠は狭い道も走ります。
狭い道で観覧する時は、山笠や舁き手とぶつかる危険や、
勢い水が掛かる事もあります。
お子さんとしっかり手をつないだり、抱っこしたりして
観覧しましょう。
長男が1歳になる前、初めて追い山を見に行ったのですが、
ちょこっと線から出てると、
「おまえたちゃ、死ぬぞ!」
「山が通るけん、下がれ!」
って怒られましたので、要注意です。
細い路地で見ていたのですが、人が多くてベビーカーを
畳んで肩に担いで見ました(笑)
みんな必死に走ってますので、ぶつかったら大ケガに
なります。
■見物ポイント①(追い山)
ゴール手前の奈良屋町の路地
石村萬盛堂の裏辺り
寝坊したうえに駐車場を探すのに手間取ってしまい、
歩いて一番近かったのがこの場所でした。
狭い道でしたがそこまで人が多くなく、子連れでもゆっくり
見る事が出来ましたよ。
■見物ポイント②(追い山ならし、追い山)
大博通りの冷泉公園に近い方
大博通りなら道幅も広く歩道もあるので、安心です。
本当は、こっちで見る予定だったのですが、寝坊したので、
今回は、近い方を選びました。
ゴール地点のホテルオークラ前の道も広いので、飾り山が
走ると思っていたのですが、来ませんでした。
大博通りの途中までしか走る飾り山も走らないそうです。
来年こそは、大博通りで観覧しようと思います。
やっぱり、子供には10メートルの飾り山が走るかっこいい
ところを見せてあげたいです。
■見物ポイント③(追い山ならし)
大博通りのサニー前
サニーの前に飾り山があって、そこで長男とベビーカーで
見た事があります。
飾り山も見れるし、飾り山見物用の椅子も用意されているので、
疲れたら座る事も出来ます。
サニーがあるので、お手洗いに行ったり、お茶やアイスを買う
のにも便利です。
小さいお子さん向けです。
メインの櫛田神社近辺で見ると、もっと迫力ある山笠を
見れそうですが、桟敷席のチケットがないと神社内には、
入れません。
身動きが取れないくらい人が多いらしいので、子連れには
不向きかなぁと思います。
櫛田神社の桟敷席は、300枚限定のプレミアムチケット
で7月12日の追い山ならしと15日の追い山のみ販売されます。
7月11日の午後の他流舁きと14日の流れ舁きの練習の日は、
無料で桟敷席に入る事が出来ます。
300席しかないので、争奪戦だと思いますが、一度は
櫛田入りを座って見てみたいと思います。
まとめ
1.子連れで山笠を見るなら、午後の明るいうちに見れる
12日の追い山ならしか、13日の集団山見せがおススメです。
追い山に行くなら、しっかりお昼寝をしましょう。
2.山笠を見に行く服装は、午後なら熱中症対策の帽子が必須です。
朝早い追い山も人が多いし、暑いので涼しい服装で行きましょう。
追い山の日は、出掛ける服装で寝ると、起きて着替える手間が
はぶけるのでいいですよ。
水分補給のお茶を忘れずに持って行きましょう♪
3.狭い道でもゆっくり見れる場所はありますが、子連れには、
広い大博通りがおススメです。
追い山ならしと追い山の日には、8番の走る飾り山を見れる
チャンスがあるのも魅力です。
電車やバスで行かれる方は、こちらもどうぞ。